名言の最近のブログ記事

 ちうわけで<今号の名言>集は

<今号の名言>集
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 に引っ越ししましたよ。

 今回は前回(「<今号の名言>集2010/11/21更新分1/2」)に続いて今回の更新分をご紹介する後半。

☆どうして超能力がそんなに誇らしいのかわからない。まず人間として何もできない人が“超”とは悪い冗談だわ。あなたたちは超能力しか使えないバケモノよ。

── 和田慎二『超少女明日香』より。

☆\n Do [to others] as you would be done by.(人からして貰いたいように人にもなせ)\n would は wish to の意で、by の次には others が省略されている。このことわざは新約聖書のマタイ伝とルカ伝の中に見えるキリストの教えの1節に由来するもので、「黄金律」(the golden rule)として有名である。……
これに対し、論語の中にある孔子の教えとして『己の欲せざる所は人に施す勿れ』がある。日英のものを比較してみると肯定と否定の相違にまず気がつく。西洋人は「人が喜ぶことをせよ」と教え、東洋人は「人のいやがることはするな」と教える。積極と消極の対立の例である。……この東西のことわざの表現の相違には思想的背景がある。英語のことわざは、Love thy neighbour.(汝の隣人を愛せよ)つまり他者を自己と同様の欲求を持つものと考えて愛せというキリスト教の人間観に基づいている。日本人には、他者を自己と全く同様に愛することはできない。日本では私生児を引き取って育てようという人が極めて少ないという事実もその表われである。つまり自分たちの実の子供(腹を痛めた子供)でない限り本当に愛することはできないのである。他者を自己と同じように愛することはできないから、他者に害を及ぼさない(人の嫌がることはしない)というのが我々の基準とする道徳律なのである。


☆ときどき、「落とされた」と言う学生がいるけれど、それは違います。落とされたんじゃなくて、自分で落ちたんです。

── 菊池誠『科学と神秘のあいだ』より。

☆土地の名づけの物語は、その土地がもともと神話のなかにあった世界であったかのように組みかえてしまう。

── 田中聡『妖怪と怨霊の日本史』より。

☆とにかく、見ちゃうのはしょうがないし、感じちゃうのはしょうがない。ただそういう経験をあとから客観的に考えなおせるかっていうのが大事なんだ。もちろん、考えなおして意味がわかる場合もあれば、結局はわからずじまいになっちゃう場合もあるのだろう。それはそれでしょうがないよね。わからないならわからないで、わからないという事実をとりあえず認めておくのが大人の態度だ。

── 菊池誠『科学と神秘のあいだ』より。

☆(1年以上にも及ぶ検察との闘いは)長くもあり、短くもありました。無実であることは自分がいちばん知っていましたが、早い段階で周囲の人が「信じている」と言ってくれたことは大きかった

── 村木厚子。『週刊朝日』「談」「インタビュー 村木厚子元局長 夫に送った「たいほ」の3字」より。

☆流れる濁流。おびえる市民。降り続ける豪雨。増えるワカメ。

── 宝珠山きのこ@mame。twitterより。

☆「なんか言いたいことあったんだけと忘れた」って言われた時のリアクションに困る

── おおった ゆか。twitterより。

☆汝自身を知れ。なにを、だれに売ろうとしているのかをまず認識する。焦点を絞ったビジネスをし、その中で一番になれば、店の価値が高まり、お客様もその商品をいつ、どのような折に買えばいいかを知るようになる。


☆ねぇ知ってる?草食系男子って、イケメンの男の子にしか使わないんだよ。それ以外はただの草なんだよ。

── Toshiaki Tanaka。twitterより。

☆寝たときより散らかっているのはどういうことだ。

── とり・みき。twitter。

☆バカな人間は同じことを繰り返しながら、毎回ちがった結果を期待する。

── キャサリン・ライアン・ハイド『ペイ・フォワード―「可能の王国」』より。

☆バグのない頭はない。

── N。

☆初めて買ったアルバムはサウンドトラックだからなんか人生負けてる。

── 羊毛。twitterより。

☆鼻唄はあらゆる音楽の基本だ。

── 菊池誠『科学と神秘のあいだ』より。

☆ビジネスは看板を掲げた瞬間、世間からの意見や厳しい目にもドアを開いたことになる。


☆人並みにおごれや?勝手な事をぬかすなでござる の巻

── ハットリマン。twitterより。

☆人にとって同意されることよりも話を聞いてもらったと感じることのほうが大事な場合は多い。

── エリカ・アンダーセン。ダニー・マイヤー『おもてなしの天才 ── ニューヨークの風雲児が実践する成功のレシピ』より。

☆人の手によって作られた森林は、基本的に人の手を入れて維持するべきなのである。

── 田中淳夫『割り箸はもったいない?』より。

☆人は自分に興味をもってくれる人に興味をもつものだ。


☆人はすばらしいことも、ひどいこともたくさん言う。だが自分は、人が言うほどすばらしくもなければ、人が言うほどひどいわけでもない。


☆ひとり客に対する店員の態度の違いは、「払う料金は半分なのにひとつのテーブルを占領している邪魔な客」と考えるか、「たくさんある店から選んでくれたありがたい客」と考えるかの違いである。


☆ひとりのお客様は、デートや商談などが目的ではなく、純粋にご自身のために気分のよい時間を過ごしたいと願って来店してくださるのだ。


☆ひとりのお客様もレストラン経営に重要な役割を担ってくださっている。よいもてなしを受けたら、まわりに勧めてまわって(もてなしのできない店は、もちろんこきおろして)くださるだろう。ひとりのお客様を心をこめておもてなしすることは当然であり、ビジネスとしても賢明である。


☆批判も含めて、取材対象を正当に評価できないメディアを持つ国民は不幸である。

── 上杉隆『週間上杉隆』「メディアの成長なくして、やはりW杯4強の夢は遠い」より。

☆ふつうの漫画の主人公は齢をとらないんですが、『三国志』では、齢をとらないのは赤兎馬ぐらい。

── 横山光輝。

☆フォローしてきた人のプロフ見たら『フォロー・リムーブお気軽に!』って書いたあったのでお気軽にフォローボタンとリムーブボタンを交互に連打してたらブロックされたんだけど、俺は彼に何か悪い事をしたんだろうか

── あきのりちゃんさん。twitterより。

☆米国の「ラリー・キングショー」「トゥナイトショー」といったトークショーは、今でも全部生です。でなければ、アドリブの良さが出ない。日本がやっているのがなぜつまらないかというと、タレントのアドリブで番組を作っているのに編集するからですよ。

── 大橋巨泉。

☆僕、テクノの人だし。


☆僕は映画は監督のものだけれど、テレビはホスト(司会者)のものだと思っています。

── 大橋巨泉。

☆僕はもちろん精神論者でもなく、「一生懸命やる」とかそういうことを言う人間ではないし……、そんなのあって当たり前だと思うし。

── 中田英寿。

☆ 「ホメオパシーの科学性」ってのは、「アンパンマンふりかけ」みたいなもんですな。

── 如是我聞。

☆前のめりに、食べる。

── super-parano。

☆ま、面白いことってお金にならないよね。


☆真面目な議論に「メタレベル」でなにか言って「偉くなった気になる」のは単にダメなだけです。「メタレベルでしかものが言えない」ってのは、ダメなんだよ。

── 菊池誠。ブログ「kikulog」より。

☆待たせることほど、お客様を怒らせることはない。


☆マングースもコントロールできないくせに、狼という大型肉食獣を野に放ってどうする。

── 宝珠山きのこ@mame。twitterより。

☆宗方コーチも、「素質などという言葉は今後二度と口にするな」と岡ひろみを叱っていた。緑川は体格に恵まれているからあのサーヴが打てるんじゃない、みんな長所を伸ばし短所をカバーするために毎日練習しているんだ。

── kshara。ブログ「The Return of Dr. Hara」より。

☆目に見えたとおりのことが起きているとは限らない。

── 菊池誠『科学と神秘のあいだ』より。

☆もちろん、世の中には万能のものなんか存在しない。だから、万能だって言われたら、つまり何の役にも立たないんですね、って言っちゃってもいいくらいだとは思う。

── 菊池誠『科学と神秘のあいだ』より。

☆もっぱらプラセボ効果をあてにする治療法はすべて、医療として不正だとも言える。

── サイモン・シン、エツァート・エルンスト『代替医療のトリック』より。

☆元モデム


☆やっぱり、その世界でものを言うんだったら現役であることが条件ですよ。

── 畑正憲。

☆やはりちゃんと出生した人しか、うまいものを食べていないと思う。安くてうまいものなんて、本人のひとりよがりなので、本当は、世の中に存在しない。

── 辻静雄『料理に「究極」なし』より。

☆ゆっくり映画を見たい人はいるが、ゆっくり待ちたい人はいない。

── 泉田豊彦『マーケティング名語録』より。

☆夢が失われていたって、実はそれほど悲しくはない。それは絶望じゃなくてむしろ希望なんだと思う。そして、絶望を希望に変えるのは想像力だ。

── 菊池誠『科学と神秘のあいだ』より。

☆夢は夢としてどんな夢を持ってもいいけれど、どの夢がかなわない夢なのかくらいは知っておいたほうがいい。

── 菊池誠『科学と神秘のあいだ』より。

☆ラーメンのおいしさの秘密は少量の油脂にある。

── 奥村彪生『日本めん食文化の一三〇〇年』より。

☆リアルっていうのが「現実」のことじゃなくて「現実味」のことだとするなら、それは人によって違って当然なんだ。

── 菊池誠『科学と神秘のあいだ』より。

☆リーダーシップはなにを成し遂げたかではなく、なにかを成し遂げたときに一緒に働いた人がどう感じたかで評価されるものだ。


☆リスクを承知で勝負するときは、かならず誠実で優秀な仲間に支えられているときだ。


☆レストランが本調子になるまでには時間がかかる。予定など立つものではない。各店それぞれの歩調で進むのだ。店としてのまとまりができ、すべてがスムーズに運ぶようになるまで、1年か、2年か、それ以上かかることもあるだろう。しかし、そうやって築いたまとまりは、すぐにわかる。ドアをくぐったとたん、店に流れるエネルギーを感じるはずだから。

── ルース・ライクル。ダニー・マイヤー『おもてなしの天才 ── ニューヨークの風雲児が実践する成功のレシピ』より。

☆レストランの印象をよくするために、高級地域の住所が必要だという考え方にはわたしは反対だ。しゃれた場所を手に入れられても、その多額の経費はお客様に食事代として負担させることになる。優れたレストランが高価なレストランと混同されるゆえんだ。


☆「わかるわかる」っていう字面だけを見ると、人は「わかる」よりも2倍くらいよくわかっていそうな気がするかもしれない(そんなわけないか)。でも本当は、このふたつのあいだには、ただ繰り返しただけじゃすまない、深くて暗い川がありそうだ。暗いかどうかはともかく、ふたつを隔てるものは結構深い。

── 菊池誠『科学と神秘のあいだ』より。

☆わたしは、わたしたちの商品(料理だけでなく、スタッフのもてなしや店舗デザインも含む)と相性がよさそうなお客様を常に心に留めている。オープン当初は膨大な量の意見が寄せられるものだが、なかでも信頼関係、敬意があるうえで、店への期待をこめて交わされる貴重な対話が大切だからだ。


☆私らの世代は、戦争があったり、世の中がガラリと変わったりで、実にいろいろなことを体験しました。しかし変わらんのは「うどんという食べもんは、100点満点やと窮屈でおいしいない」ということなんです。100点満点の腕を持ちながら、どこかを引くことで、90点か85点の味をお出しする。これやと「我」もでまへん。100点は誰でもつくれるけど、それを引く方がむずかしい。うどんみたいな大衆的なもんは最高の味やと毎日は食べられへんのです。

── 宇佐見辰一『きつねうどん口伝』より。

☆われら兄弟3名は、各々がみな至らない所のある人間だ。その欠点や不足をお互いに補い合ってこそ初めて真の手足であり一体の兄弟といえるのではないか。そちも神ではない。玄徳も凡夫である。凡夫のわしが、何を以て、そちに神の如き万全を求めようか。

── 吉川英治『三国志』より。

☆我々の最優先事項は母子の安全であり母親にとっての満足度ではありません。それは、我々が人の生死に関わることを生業とするプロだからです。

── 周産期Dr。ブログ「kikulog」より。
 

突然食いたくなったものリスト:

  • Italianoバニラ

本日のBGM:
スキップ・ビート /KUWATA BAND






 これまで何度かお知らせしているように、『digitalひえたろう』のコンテンツのほとんどを置いていたiswebのサービスを楽天がやめてしまった。もちろん<今号の名言>集もそうで、現在ではiswebにあったコンテンツにはアクセスできなくなっている。

 というわけで現在、<今号の名言>集は

<今号の名言>集
http://taizo3.net/hietaro/meigen/

 に引っ越ししている。

 で、前回更新からちょうど7ヶ月経った本日の更新は引っ越しして初めての更新ということになる。
 7ヶ月も開いたから120近くの数になった。

 前回(「<今号の名言>集2010/04/21更新分」)から新たに追加する「名言」をここで紹介することにしているので今回もそうするのだけども、ちょっと数が多いので2回に分けることにする。それでも1回で60近くあるわけだけども。
 まあ1エントリが長いのはうちではいつものことってことで。

☆相手のためを思ってなにかをすれば、それがホスピタリティになる。相手に対してただなにかをするだけでは、ホスピタリティとは言えない。「相手のために」か「相手に」か、その違いは大きい。


☆新しいものに関心のない人には、生活の便利さを実感できない。

── 泉田豊彦『マーケティング名語録』より。

☆あなたが何をしたって、あるいはあなたに何の罪もなくたって、生きていれば、多くのことが降りかかってくるわ。だけど、それらの出来事をどういう形で人生の一部に加えるかはあなたが決めること。

── サラ・パレツキー『サマータイム・ブルース』より。

☆あなたを甘やかすもの、愛撫するもの、美衣美食、贅沢な生活。すべてあなたの青春を弱める敵です。

── 吉川英治『三国志』より。

☆あのな、大事なことだぞ? いいか? 1人じゃどうにもならなくなったら、誰かに頼れ。 ── でないと実は、誰もお前にも頼れないんだ。

── 羽海野チカ『3月のライオン』より。

☆アポロは、月に行ったことを証明するための写真ではなく、月を調べるための写真を撮っています。

── gyouja5kaku。Yahoo!知恵袋より。

☆あまりにも情熱を持っている事柄については執筆を避けてください。


☆いいか! 男が命がけで使う言葉が3つある!! 憶えておけ!! 「とりあえず」「申し込み」「準備なしっ」

── N。

☆移送の車を待つため、座っていると、急に涙がこみ上げてきました。でも、泣きたくなかった。泣くと弱気になり、心が揺れますから。

── 村木厚子。『週刊朝日』「談」「インタビュー 村木厚子元局長 夫に送った「たいほ」の3字」より。

☆一にも、二にも、三にも「場」! 長年、耳にしてきたのは一にも、二にも、三にも「立地」だった。小売業の成功のカギは正しい立地を選んで店を構えることだという鉄則である。しかし、わたしの経験では、それよりもはるかに成功を左右するのが状況や雰囲気、つまり「場」なのだ。たとえば、ティファニーの水色の箱。あの箱は、中身を期待させる強力な「場」である。フタを開けると、予想した贈り物が入っているとはかぎらないが、それでもティファニーの箱に属するなにかを期待した気持ちは裏切らないはずだ。箱が中身の価値を上げる。逆に、中身が箱の意味を支え、さらに定義づける。それは立地ではない。「場」なのである。


☆一を読み、十を知り、百を語るべき。

── 呉智英。

☆一生懸命にやっていて顔が美しくならないなら、その仕事は向いてないってことなんじゃないの。

── 荒木経惟『いい顔してる人』より。

☆一銭を盗めば賊といわれるが、一国を奪れば、英雄と称せられる。

── 吉川英治『三国志』より。

☆今、輝くことができれば、過去も輝くことができるのだ。

── 早川義夫『たましいの場所』より。

☆今テレビでやってたヤツで「チリの落盤事故から救出された33人の勇者たちは今日にも全員退院し、人生の第二幕を開ける」勝手に第一幕を閉じるなよw

── koume。twitterより。

☆医療においては、治療の有効性を示すことが最優先とされる。基礎となるメカニズムの解明は、のちの研究にゆだねればよい。

── サイモン・シン、エツァート・エルンスト『代替医療のトリック』より。

☆いろはにほへとちりNULLオワタ\(^o^)/


☆永久に動く夢の装置は残念ながら決して実現しないし、何もないところからエネルギーを生み出す夢の装置も残念ながら決して実現しない。こういう夢はあらかじめ失われてしまっている。それは物理学が悪いからでもないし、物理学者が悪いからでもない。僕たちの住むこの世界はそういうふうにできているのであって、それ以上でもそれ以下でもないんだ。

── 菊池誠『科学と神秘のあいだ』より。

☆英語のことわざに相当する日本のことわざがあり、一見同じ意味のもののように見える場合でも、実際には両者に相当のズレがあることも多い。例えば、There is no accounting for tastes.(人の趣味は説明できない)に対しては、必ず『蓼食う虫も好き好き』を当てるが、この日本のことわざは、他人の悪趣味を評して使うことが多い。英語のことわざはただ「好き嫌いというものは人によってさまざまで説明もつかない」といった意味である。また、First come, first served.(最初に来た者が最初に食物を供される)に対しては、相当する日本のことわざとして必ず『早いが勝ち』や、『先んずれば人を制す』を挙げるが、この日本のことわざから連想されるものは、人を押しのけて電車にとびこみ、空席を取るようなすばしこさや図太さであるが、英語のことわざが教えるのは「先着順」ということであり、イギリス人が最も尊重するfair playの精神なのである。


☆エコとかロハスとか言っとけばなんか許されると思うくらいには世間なめてる。

── 羊毛。twitterより。

☆お客様の声に耳を澄まさないで過ごすと、つぎはメガホンを通じて大声で聞かされることになる場合がある。


☆お客様はトライアルとリピート、二段階のチャンスを下さる。わたしたちは、そのどちらでも勝利しなければならない。


☆臆病者は本当に死ぬ前に何度も死ぬ。

── イギリスの諺。奥津文夫『英語ことわざ散歩―イギリス人の知恵をさぐる』より。「Cowards die many times before their deaths.」出典はシェイクスピア『ジュリアス・シーザー』2幕2場。

☆男が苦しいときに使う言葉は3つある「それでも」という言葉と「それならば」という言葉!!ふろくとしてもう1つ「だがしかし」という言葉もある!!

── 島本和彦『無謀キャプテン』より。

☆おはよう!森羅万象! 昨日まで世界になかったものを、今日、作りますよ!

── 明和電機。twitterより。


同じように、いつでもスイッチを入れれば灯りが付いてコンセントから電気が供給されるのも、蛇口をひねれば飲める水が出るのも、雨が降っても洪水にならないのも、道がぬかるまずにスタスタ歩いて帰れるのも、人が作って、それを維持している人がいるからなんだ。
安全も、表現や信教の自由も同じ。獲得してくれた人がいるから、私たちは安全で、情報の発信も受信も、どの神様に祈るかも、自分で選ぶことができる。だから、それを維持することに力を合わせないといけない。

── 開田あや。twitterより。

☆面白くないって言われても僕たちは勝っている。

── 松井大輔。

☆おもてなしはスポーツ選手の心構えでする。「攻撃」と「守備」どちらもこなし、勝利の秘策を探るのである。「攻撃」は、こうちからしかけて、お客様によい経験、よい思い出を作ること(誕生日に名前入りのデザートを出したり、常連のお客様にデザートワインをサービスしたりした)、「守備」は同じ失敗を繰り返さず、お客様が気分を害される原因を減らして、少しずつ確実に店をよくしていくことだ。


☆回転寿司にあっては、同じネタでも良いモノを出会い頭にチョイスする訳で、そこに一種の狩り的おもしろみがあるんだけども、乾いた鰯が誰にも相手されず目の前で三周くらい回ってきたらつい情をかけてしまう(?)私がいる。

── みつどん(T-3don)。twitterより。

☆確信というものは、知識のあるところよりも、知識の無いところから生まれることが多い。

── チャールズ・ダーウィン。

☆活気あるランチサービスは固定費に見合う収入をもたらしてくれる。



 かつて、人間の祖先が初めて音楽というものを知ったとき、数々の祭祀や狩猟の喜びに彼らはハード・ロックを用いたに違いない。石や木を叩き腹の底から声を絞り出し、騒然とした宴の中で彼らは踊り狂った。誰もがシャウトしその音に酔いしれ、疲れ果てて深い眠りに就いた。また、悲しみの時は声を殺し声を震わせて、感情移入の激しい歌を大地に捧げたのである。彼らは大地と共に生き、大地への祈りのために踊り、シャウトしたのだ。
 ハード・ロックの誕生は人々の魂の叫びであった。だから、喜怒哀楽の気持を感情表現の豊かなメロディに乗せ、そしてドラマに創り上げていったのである。

── 伊藤政則『へヴィ・メタルの逆襲』より。

☆記念撮影よく頼まれる系女子。

── 羊毛。twitterより。

☆希望は持たなくちゃならないけど、できないものはできないという身も蓋もない事実も受け入れるしかないんだ。希望は持つもので、事実は受け入れるものだから

── 菊池誠『科学と神秘のあいだ』より。

☆きれいなコードしてるだろ……動かないんだぜこれ。

── tyru。twitterより。

☆検察側も今回、私が署名を拒否した調書を裁判で証拠として請求しました。

── 村木厚子。『週刊朝日』「談」「インタビュー 村木厚子元局長 夫に送った「たいほ」の3字」より。

☆公共団体の財政削減にはリストラに不可欠の重要な要素が欠けている。リストラのトンネルが何時まで続き、トンネルを抜けた後に何があるのかが見えないことだ。


☆拘置所にいるときは、仕事もないし、家事をすることもなかったので、今、誰かのために何かできるというのはとても幸せなことなんだな、と感じています

── 村木厚子。『週刊朝日』「談」「インタビュー 村木厚子元局長 夫に送った「たいほ」の3字」より。

☆小銭感覚は、ハズレてもいいと思っている価格。

── 泉田豊彦『マーケティング名語録』より。

☆コミュニケーションの問題は、ミスコミュニケーションよりも、人の感情を無視したことで起きる。


☆猜疑心は、成りあがり者の持前である。

── 吉川英治『三国志』より。

☆「最近あたしの顔、ちょっと落ちたかしらん」と思ったら、男を替えりゃいいんだよ。

── 荒木経惟『いい顔してる人』より。

☆30年以上、世の中で一番好きな食べ物はうどんだと思い込んでいたんだけど実は肉まんなのかもしれない

── Ada。twitterより。

☆自然現象をただあるがままに見ただけでは、手のつけようがない。それでいろいろな方法によって、得られた多くの知識を整理していくのであるが、そのうち一番簡単なものが測定なのである。

── 中谷宇吉郎『科学の方法』より。

☆自治体の経営責任を問う時、自治体が今のような財政状況に陥ったのは、現経営陣だけの責任ではない、という指摘が聞かれることがある。こうした指摘が出ること自体、自治体の経営がいかに甘ったれた状態にあるかを物語っている。自治体でも民間企業でも経営破綻が過去の蓄積の結果であることは当たり前である。それでも破綻すれば責任を問われるのが経営者なのであって、破綻を過去のせいにする人は経営者になる資格がない。仮に、その代だけで経営破綻に追い込んだのであれば、問われるのは経営責任ではなく法的な措置である。


☆嫉妬心の深さは愛情の深さではない。単なる自己愛にすぎないんだよ。

── おおった ゆか。twitterより。

☆失敗に気づけない人材は、いないも同然である。


☆失敗への対処で、時間は決定的な要素になる。


☆自分のひとりぽっちに気をとられ、誰かのひとりぽっちに気づけないでいた。

── 羽海野チカ『3月のライオン』より。

☆従業員は自分たちのリーダーが寛大で、親しみやすく、意見を聞いてくれると思えたときに、最高の生産性を発揮する。


☆常連のお客様は店を好きなのであって、わたしの情熱に惹かれたわけではない。


☆「好き」と言えない人は、「おいしい!」って言うといいんじゃないかな

── 宝珠山きのこ@mame。twitterより。

☆崇神は、オオモノヌシの崇り問題が解決した後で、いまだ「王化に習はざる」遠方の人々を臣従させるため、四人の将軍を任命して、北陸道、東海道、山陽道、山陰道に派遣する。命令は「もし教えを受け入れない者があれば、兵をあげて伐て」である。この四道将軍の活躍によって、周辺の諸国は平定された。また、異国の人々も大勢、朝廷に帰順したという。こうして国が安定すると、崇神は、戸籍の作成や、租税徴収を命ずる。租税徴収と祭祀システムの構築とは不可分な関係にあった。租税はまず神への供物として納められるものだったからである。

── 田中聡『妖怪と怨霊の日本史』より。

☆成功への道は、うまく対処した失敗で踏み固められているものなんだ。

── スタンリー・マーカス。ダニー・マイヤー『おもてなしの天才 ── ニューヨークの風雲児が実践する成功のレシピ』より。

☆前庭を美しく手入れすることで、家の価値が下がることはない。さらには、1軒が手入れをはじめると、隣家もそれにならうものだ。


☆そうか、諸行無常、万物流転は天地の真理か。天地真理、ありがとう。

── 如是我聞。

☆大事なのは、「なにを知るか」ではなく「だれの話を聞くか」だ。


☆代替医療のセラピストなら、ジョージ・バーナード・ショーの戯曲『アナジャンスカ ── ボルシェヴィキの女帝』のなかの次のくだりに我が意を得たりと思うだろう。大公妃はこう述べる。「偉大な真理はすべて、はじめは神をも畏れぬ不遜な考えだったのです」。しかしこのセリフには、あまり嬉しくない次の但し書きをつけなければならない。「神をも畏れぬ不遜な考えのすべてが、偉大な真理になるわけではない」と。

── サイモン・シン、エツァート・エルンスト『代替医療のトリック』より。

☆「正しいことをきちんとしよう」という感覚は研修だけで身につくものではない。もっているか、持っていないかのどちらかだ。


☆立場が高くなるほど、生来の情緒面応力がより重要になる。


☆たぶん、「わかるわかる」は、本当の意味で内容を理解しているじゃなくて、もっとぼんやりした「共感」を表現しているのだろう。

── 菊池誠『科学と神秘のあいだ』より。

☆だれもが目に見えない看板を首からさげて人生を歩んでいる。その看板には『大事にされていると感じさせて』と書かれている。

── メアリー・ケイ。ダニー・マイヤー『おもてなしの天才 ── ニューヨークの風雲児が実践する成功のレシピ』より。

☆団結できて素晴らしかった。

── 大久保嘉人。

☆テーブルセッティングの方法を教えるのは簡単だが、テーブルセッティングに必要な気配りまで教えることは難しい。


☆「でも」が100個揃えば開くドアがあればいーが、はっきり言ってねーよそんなドア!!

── 羽海野チカ『3月のライオン』より。

☆でもまぁ、毎日復活するのが、私のやり方かもしれんなぁ、と思ったり。

── super-parano。

☆電車の窓に映し出される顔は、限りなく「素」に近い。鏡を覗き込む時と違って、自らの目線さえも意識していない。そんな「素」の顔をいきなり突きつけられると、自分が思っている「自分の顔」との落差にいまさらながら驚かされるのだ。


☆店名については悩んだ末に、父からアドバイスを受けた。父は「『ユニオン・スクエア・カフェ』はどうだ。サンフランシスコでは、ユニオン・スクエアと言えば一等地だから」と言った。しかし当時、ニューヨークのユニオン・スクエアは特別によい住所ではなかった。すると父がこう言った。
「おまえの店が、ニューヨークのユニオン・スクエアを一等地にするんだよ」


☆統計は、数字の持つ倫理上の意味については、全く無力です。

── 大村平『統計のはなし』より。
 

突然食いたくなったものリスト:

  • ルックチョコレート

本日のBGM:
黄色いお空でBOOM BOOM BOOM /黄色5

曲はいいけど、ビデオはつまらんっすね。





 2010/04/22に「<今号の名言>集を更新しました。」でお知らせしたとおり、<今号の名言>集は順調に更新しているのだけども、いつの頃からかGoogle検索の優先順位がガタ落ちしてからアクセスがめっきり減ってしまった。(^^; ガタ落ちの理由は不明。

 また、それとは別に、追加した「名言」をまとめて見られないのも不便かなあと思ってはいた。

 というわけで、もちょっと親切に(^O^)、追加分はまとめてここに上げておこうと。今回は2010/04/21更新分を上げとく。

☆IE6が滅びようとも、第7、第8のIEがお前達を苦しめ続けるであろう・・・

── いぇし。twitterより。

☆脚がきれいな女性が好きな男は、子どもの頃にお母さんの脚の間から世界を見ていた子だ、と言う。

── 南風椎(はえ・しい)。ブログ「南風椎の「森の日記」」より。

☆あたりまえの大人にならないと思った日を忘れるな!

── 泉谷しげる。

☆あんたの落語は素晴らしいけど、あんたがマスコミやら何やらで、下らない話をするのはがまんがならん。もし生活のためにやってはるんやったら、贅沢はさせてあげられまへんけど、あんた一人ぐらい私が面倒みてあげますさかい、落語に専念しなはれ。

── 桂南光。立川談志に対して。「立川談志 - Wikipedia」より。これに対して談志は、「「ま、いろいろあるんだよ」と言って笑って咎めず、その後弟子一同に対し、桂南光と言う男はなかなかの男だから、関わる際には失礼の無いようにと申し渡した」。

☆移植医療というものは2つの死に直面した命の間で初めて成立するもの。

── 柳田邦男。第171回国会参議院厚生労働委員会での陳述。

☆今の人たちに共感を呼ぼうと思ったら、たとえばリアルな、悪人が主人公になる『不知火検校』とか、今井正の『仇討』などの中から題材を探したほうがいいだろう。これならむしろ現代向きの人情噺になるかも知れない。しかし、落語の描く人情はあくまで、もっと素朴な、人間の善にたいする讃美であるはずだ。

── 立川談志『現代落語論 ― 笑わないで下さい』より。

☆うまくいかないから次にいくというのであれば,何が原因でうまくいかないのか、次の手法では、この点だけは解決できたという確信をもってすすまなければならない。

── あの人。twitterより。

☆おいしさはインパクトのある喉ごしから、好ましい後味によって完成に至る。

── 山口静子『うま味の文化・UMAMIの科学』より。

☆思い付きというものは、一度手をつけて置けば忘れないが、そのままにして置くと、どんどん忘れてしまうものである。

── 中谷宇吉郎『中谷宇吉郎随筆集』より。

☆オレは真打ちだ!と時折、1人で言ってみる時がある。

── 立川談志『現代落語論 ― 笑わないで下さい』より。

☆科学が統計の学問であるとすると、すべての法則には、例外がある。そして科学が進歩するということは、この例外の範囲をできるだけ縮めていくことである。

── 中谷宇吉郎『科学の方法』より。

☆「科学的な天気予報が当たりにくい」ことは「下駄の表裏で天気を予測することが有効だ」ということを結論しない。

── そらパパ。ブログ「お父さんの[そらまめ式]自閉症療育」コメント欄より。

☆科学というものは、整理された常識なのである。

── 中谷宇吉郎『中谷宇吉郎随筆集』より。

☆科学の法則は、統計の中の個には適用されないのが原則である。

── 中谷宇吉郎『科学の方法』より。

☆「金を払えばどこで笑おうと大きなお世話だ」てなもんじゃアないんだとわたしは思う。

── 立川談志『現代落語論 ― 笑わないで下さい』より。

☆狐の色が狐色であるごとく、地球の形は、地球形である。

── 地球物理学者。中谷宇吉郎『科学の方法』より。

☆気で気を養うちゅうことを知らないかんでオマエ。心まで貧乏すなよ、え。

── 落語『貧乏長屋』より。これは三代目桂米朝の口演。

☆君、新しい所へ行っても、研究費が足りないから研究ができないということと、雑用が多くて仕事が出来ないということは決していわないようにし給え。

── 寺田寅彦。中谷宇吉郎『中谷宇吉郎随筆集』より。

☆九州の話だが、柿右衛門という人などは、熟柿が枝に下っているのを見て、その色を出そうとして、生涯を費やして出来ず、その子がこれをついで半ば完成し、三代目に至って漸く出来上がったという話がある位である。今の骨董家が、初代の柿右衛門などといって愛蔵しているが、よく考えて見ると、三代目柿右衛門が認められるまで、貧しい陶器工の家だったはずだが、祖父の試験的出来上がり品を、今残っているほど多く、三代の間蔵ってあったかどうか随分変な話である。売ってしまったとすると、貧しい無名の陶工のつまらぬ器物が、50年間も破損せずに使用されていて、三代目柿右衛門の出て後、これは初代だといって急に珍重されることになる。

── 中谷宇吉郎『中谷宇吉郎随筆集』より。

☆研究をやっているものが人間である以上、測器が精巧になれば、人間の能率がいちじるしく上るということは、重要な意味をもっている。すなわち研究者の寿命が、非常に延びたのと同じことになっているのである。

── 中谷宇吉郎『科学の方法』より。

☆心をつかめば商売は永遠だ。

── 樋口武男『熱湯経営』より。


:子供だから好きだの嫌いだの言うの。
:もう子供じゃない。
:大人ンなりゃそんなこと言わないわ。
:じゃあ何て言う?
:さあね。もっと他のことで生きてるんでしょう。

── 映画『麻雀放浪記』より。

☆この種の事件が、科学技術の総力戦において、特に害毒を流す場合が多いことも十分理解されよう。しかしそういう大切な問題も、その解決乃至予防は案外簡明である。それは各人が中学程度の科学を十分に把握し、そして着実真摯な道を歩むのが結局一番の早道であることを忘れなければよいのである。もっとも本当はそれが一番むつかしいことなのである。

── 中谷宇吉郎『中谷宇吉郎随筆集』より。1943(昭和18)年の文章。「この種の事件」とは、明治40年代初頭の千里眼騒動のこと。

☆これ以上続編を作ろうというのは、あまりにも近視眼的で短絡的発想だ。観客にとっても意義があるとは思えない。観客はこれよりも新しくて、より素晴らしい作品に出会うチャンスを与えられるべき。

── ジョナサン・プライス。映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの続編(4作目)構想について。

☆今日われわれは、科学はその頂点に達したように思いがちである。しかしいつの時代でも、そういう感じはしたのである。

── 中谷宇吉郎『科学の方法』より。

☆最近勝ち組とか負け組とか流行っているけど、スタート切っているかどうかがぼくは大事だと思うけどね。

── 矢沢永吉。

☆最低の1人というお客さんを相手に演じた時があり、1人というのはやりにくく、それもはじっこにいた時は困った。せいぜいお客さんは3人は欲しいものだ。

── 立川談志『現代落語論 ― 笑わないで下さい』より。

☆昨今の、無添加こそ最高に安心、と言った対自然界の一員として生きようとする人類の考えとしてはあまりにも無謀な思想が反映している状況に私は改めて大きな疑問を抱いている。


☆寒い目にあって散々苦労をして、こんな雪の研究なんかをしても、さてそれが一体何かの役に立つのかといわれれば、本当のところはまだ自分にも何ら確信はない。しかし面白ことは随分面白いと自分では思っている。世の中には面白くさえないものも沢山あるのだから、こんな研究も1つくらいあっても良いだろうと自ら慰めている次第である。

── 中谷宇吉郎『中谷宇吉郎随筆集』より。

☆事業仕分けは予算削減が目的ではない。事業予算の最適化を目指すものである。

── 蓮舫。枝野幸男『「事業仕分け」の力』より。

☆枝雀と言い、志ん朝と言い、俺がライバルだと思ったやつはみんな先に死んでしまう。これじゃ、まるで負けたまま取り残されたみたいだ。

── 立川談志。古今亭志ん朝が亡くなった際。「立川談志 - Wikipedia」より。

☆自然科学がこのごろ非常に長足の進歩をしたために、科学万能的な傾向が、風潮になりつつあるように思われる。しかし自然科学は、人間が自然の中から、現在の科学の方法によって、抜き出した自然像である。自然そのものは、もっと複雑でかつ深いものである。従って自然科学の将来は、まだまだ永久に発展していくべき性質のものであろう。

── 中谷宇吉郎『科学の方法』より。

☆実際に全く同じ条件ということはないのであるから、広い意味でいえば、科学は統計の学問ともいえるのである。

── 中谷宇吉郎『科学の方法』より。

☆〆切とはね、破る奴を見つけるために存在するんだよ。

── 如是我聞。

☆真理を求めるものにとって宗教は道標である。しかし、すでに真理に到達した人々にとっては、宗教はなんの権威ももたない。彼が宗教の創始者なのである。

── トマス・サミュエル。田辺祥二『禅問答入門』より。

☆スピードは最大のサービスだ。

── 石橋信夫。樋口武男『熱湯経営』より。

☆成果主義が必ずしも成果につながるとは思っていません。

── 大久保恒夫。TV番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』より。

☆生協でグループで試験勉強している人の多くが、何も勉強せずにポケットに手をつっこんでニコニコしながらダベっているのは、なんだかとても不思議だ。まるで、勉強することによって「足抜け」する奴が出ないように、皆で監視しあってるような......

── super-parano。

☆先だって、名古屋で泥棒がある家へ忍び込み、隠れていたら、テレビから"幸せなら手を叩こう"という九ちゃんの歌が聞こえてきた。さて仕事と思ううち、泥氏、つい聞き惚れてしまい、何と思わず自分も手を叩いてご用になったという実話があった。これをあるディスク・ジョッキーの語り手氏が、"バカな奴もいるんもんです"と話題にしていたが、なぜこれを、"楽しい奴もいるんもんです"とやれないのか。

── 立川談志『現代落語論 ― 笑わないで下さい』より。

☆想像力と妄想力の大きな違いは、「妄想力は想像力を抑制する」ということです。妄想を成立させるには、想像力ほど邪魔なものはありません。

── 菊池誠。ブログ「kikulog」より。

☆測定という、自然科学における一番基本的で単純な操作は、何べんでもくり返して測ってみることができるということを、はじめから仮定しているのである。すなわち再現可能の原則を、はじめから仮定しているわけである。

── 中谷宇吉郎『科学の方法』より。

☆測定には必然的に伴う誤差の点からみても、科学の力には限界がある。

── 中谷宇吉郎『科学の方法』より。


 大衆演芸といわれている以上、大衆に受け入れられなくてはいけないし、その大衆にアッピールする芸人がいい芸人であることには違いない。
 さあ、ここで問題なのは大衆というものは何を指して大衆というのか、ということである。
 人間誰しも笑うことはできる。お金をだせば寄席へ入れてくれるし、入れば落語を聞くこともでき、おもしろいところで笑えばいい。どこで笑おうと本人の勝手だ。
 しかし、もしこの種の人たちが、数が圧倒的に多いということだけで、大衆と呼ぶならば、すくなくともわたしの好きな落語は大衆的でないし、したがって大衆のものでもないといえよう。
 逆にいえば、落語が大衆演芸だと錯覚された時に落語の持つ本当のよさは失われ、そして落語の堕落が始まったのだ。

── 立川談志『現代落語論 ― 笑わないで下さい』より。

☆だから、逆説的にいえば、いつまでも不自由が続く理由とは、それを許容していること以外にない。

── 森博嗣『自由をつくる自在に生きる』より。

☆たとえば七十何歳になる老人たちが演じる芸を、300人ものお客さんが、ぴたっと静かに聞いているという状態は、大変に文化の程度の高いことだと思う。

── 立川談志『現代落語論 ― 笑わないで下さい』より。

☆食べ放題は、どちらかが料理を取りに行って席を離れがちで、会話する時間が少ないため、会話が弾まない相手との会食にも良いスポットです。

── 辛酸なめ子「食べ放題必勝法」より。

☆担当者がいないのでコメントできません。

── 如是我聞。

☆地方の学校へ行くと、研究の設備などは、もちろん少いだろう。研究費だってほとんどないだろうが、その気さえあれば、研究は出来るものですよ。設備や金がなくても出来る研究というものも、ありますよ。一番いけないのは、研究を中絶することなんだ。何でもいいからとにかく手を着けて、研究を続けることが大切です。

── 寺田寅彦。中谷宇吉郎『中谷宇吉郎随筆集』より。

☆忠孝という世界でなしに、むしろ義理人情の世界に人情噺は残って行くのかも知れない。

── 立川談志『現代落語論 ― 笑わないで下さい』より。

☆釣合の位置から少し動かした場合に、もとの位置に戻るような偶力が出てくる場合が、安定なのである。

── 中谷宇吉郎『中谷宇吉郎随筆集』より。


TVマンガのヒーロー達は
きっと嘆くさ君を
昔 あんなに胸躍った
愛をあげたのに

── 白井貴子「Rock Tonight」の歌詩より。作詞は白井貴子。

☆天下その真偽に惑いかん催眠術者の徒忽ちに跋扈を極め迷信を助長し暴利を貪り思想界をみだる。

── 藤、藤原『千里眼実験録』序文。中谷宇吉郎『中谷宇吉郎随筆集』より。

☆毒ガス 七月 八月

── 立川談志(先代。6代目、自称4代目)。立川談志『現代落語論 ― 笑わないで下さい』より。

☆奴隷は、奴隷の境遇に慣れ過ぎると、驚いた事に自分の足を繋いでいる鎖の自慢をお互いに始める。
どっちの鎖が光ってて重そうで高価か、などと。
そして鎖に繋がれていない自由人を嘲笑さえする。
だが奴隷達を繋いでいるのは実は同じたった1本の鎖に過ぎない。
そして奴隷はどこまでも奴隷に過ぎない。
過去の奴隷は、自由人が力によって征服され、やむなく奴隷に身を落とした。
彼らは、一部の甘やかされた特権者を除けば、奴隷になっても決してその精神の自由までをも譲り渡すことはなかった。
その血族の誇り、父祖の文明の偉大さを忘れず、隙あらば逃亡し、あるいは反乱を起こして、労働に鍛え抜かれた肉体によって、肥え太った主人を血祭りにあげた。
現代の奴隷は、自ら進んで奴隷の衣服を着、首に屈辱のヒモを巻き付ける。
そして、何より驚くべきことに、現代の奴隷は、自らが奴隷であることに気付いてすらいない。それどころか彼らは、奴隷であることの中に自らの唯一の誇りを見い出しさえしている。

── リロイ・ジョーンズ。

☆なかには、いろいろなことをやり、落語と二筋道では、落語にたいして失礼だと、古風にも噺家をやめるケースもある。何をいうのか、とわたしはいいたい。馬鹿なことをいってはいけない。大丈夫だ、絶対に大丈夫だ。二足の草鞋と人はいうが、同じ芸の道だ。他の芸ができないくらいで、他のことをやったら本業がダメになるくらいの芸人は、何をやってもダメなはずだとわたしは信じている。

── 立川談志『現代落語論 ― 笑わないで下さい』より。

☆二大政党制って、野党の時期をどう有意義に過ごすか、だよね。

── 菊池誠。twitterより。

☆日本人って始まる時間はきっちりしているけど、終わる時間がルーズだね。

── 和田裕美『和田式「営業」クリニック』より。

☆日本は、会議多くして議論なし。

── 如是我聞。

☆人間には2つの型があって、生命の機械論が実証された時代がもし来たと仮定して、それで生命の神秘が消えたと思う人と、物質の神秘が増したと考える人とがある。

── 中谷宇吉郎『中谷宇吉郎随筆集』より。

☆「脳は10%しか使っていない」という説は、領域レベルでも細胞レベルでも成り立たないというのが、現在の脳科学の結論です。
 脳に空き地がないのは当然と言えば当然でしょう。動物や人間は進化の過程でギリギリのものを体に備えてきました。使わないものを持つほど余裕はありません。特に、脳は体全体の2%の重さしかないのに、エネルギーほ全体の20%を消費します。それだけたくさんの血液を脳に送らなくてはなりません。たくさんの血液を送って維持している器官の90%を使っていないというのは非常に考えにくいことです。脳内のすべての細胞が活動していると考えられています。

── 藤田一郎『脳ブームの迷信』より。

☆博士ってのは、研究者として一人前って事であり、それはどういう事かというと、「問題を見つける。」能力って事ですよね。実は、世の中は、何が問題なのかよく解らないものに満ちています。解っている気になってる人は、ソクラテスにも達してないわけです。

── かとう。ブログ「kikulog」より。

☆バグは夜更け過ぎに仕様に変わるだろう。

── IT業界の格言。某ブログより。

☆橋は地域共同体の管理が可能になったとき初めてその存在が可能になったと言える。

── 松村博『八百八橋物語』より。

☆発注して販売するというような流通業界では、短期的には店の人々のやる気が一番業績に影響すると思います。

── 上田準二。ファミリーマート社長。am/pmとの合併を発表する記者会見にて。

☆春の夜や 不二家を出でて 千疋屋

── 寺田寅彦。中谷宇吉郎『中谷宇吉郎随筆集』より。

☆万能性を謳いだすことは、ニセ科学の兆候(特にアトピーとガンに対する効能を言いはじめたら、疑ってかかるべき)。

── 菊池誠『「科学とニセ科学」レジュメ(ver.2)』より。

☆不思議を解決するばかりが科学ではなく、平凡な世界の中に不思議を感ずることも科学の重要な要素であろう。不思議を解決する方は、指導の方法も考えられるし、現在科学教育として採り上げられているいろいろな案は、結局この方に属するものが多いようである。ところが不思議を感じさせる方は、なかなかむつかしい。

── 中谷宇吉郎『中谷宇吉郎随筆集』より。

☆プログレはもはやCITTAにしか来ない。

── 菊池誠。twitterより。

☆平安時代の後半になると橋の廃絶が多くなり、架設の例が減少してゆく。人や物資の移動の機会は増し、交通路の確保の社会的欲求は強くなる一方であった。橋に代る施設として渡船の充実がはかられたのであろう。廃絶した長柄橋の付近にも船が通うようになった。

── 松村博『八百八橋物語』より。

☆本社・本部に人がたくさんいてはダメである。人間のために仕事をつくる。

── 樋口武男『熱湯経営』より。

☆本来、落語は落げをいったら、あとは、何にもいってはいけないものなのだ。

── 立川談志『現代落語論 ― 笑わないで下さい』より。

☆人間、つまるところ運やで。きみも運のいい人間とつきあえ。

── 石橋信夫。樋口武男『熱湯経営』より。

☆人間というのは、地位が上がるにつれて人格を高めていく者と、悪い方に変わっていくものと、ふた通りに分かれる。

── 石橋信夫。樋口武男『熱湯経営』より。

☆人間の運命というものは、99.9%が成功しないものだ。成功者でないほうがより人間的な運命だ。

── 岡本太郎。

☆「○○」と書いて「××」と読む的発想こそDQNです。「××」と読ませたいなら「××」と書く。それが国語ってものです。それが文字ってものです。

── 2ちゃんねるより。

☆物と物を結ぶという意味では、箸、階、梯、橋、梁などが"はし"と読まれる。柱も上と下を結ぶという意味で同義の言葉である。端を表すものには、嘴という鳥の端部を示す言葉もある。"はし"は古代においては同じ概念で包括されており、漢字の移入とともにその意味が分化してゆくことになったと想像される。

── 松村博『八百八橋物語』より。

☆(洋楽ロックをお手本に「パクリ」を繰り返している同業者に対して)軽蔑してるね。ロックに詳しい層から見ればダサいモノであっても、本当に自分の内面から生み出した音楽をやる。そうでなければ、恥ずかしくて人前に出られない。

── 矢沢永吉。

☆有効に機能しない善意ほど哀しいものはない。

── pooh。ブログコメント欄より。

☆夜のショーの世界は大好きだ。第一相手はおとなであるし、おまけに女がいるのだし......。マイク1本できちんと夜の世界を楽しませられる芸人に、わたしもなりたいと思う。

── 立川談志『現代落語論 ― 笑わないで下さい』より。

☆ライスカレーをカレーライスにひっくり返した時から近代が変な方向に流れ始めたように思う。

── 横尾忠則。twitterより。

☆落語の本来のよさは、その芸人が消えて人物がでるのではなく、その人がやる八っつあんであり、お殿さまなのであるから楽しいのである。

── 立川談志『現代落語論 ― 笑わないで下さい』より。

☆論より証拠というのが曲者で、本当は論を覆し得る証拠などというものは滅多にないのである。

── 中谷宇吉郎『中谷宇吉郎随筆集』より。
 

突然食いたくなったものリスト:

  • 駿台の食堂のカレーライス

本日のBGM:
My Diamond /POCKET BISCUITS





 音楽とかそのへんです。

 なんか、3/4に比べてえらいバランスの悪い分量になったけども。(^O^)

音楽の名言1/4
音楽の名言2/4
音楽の名言3/4

 

☆ レコード屋からの帰り、早くジャケットの中を見たくて、電車の中で広げたいのだけど、ちょっとはずかしい。
── 早川義夫『ラブ・ゼネレーション』より。

☆メディアはいつも同じ道をたどる。世間一般に昔及して一人前になると、発生当初の横紙破りをやめて、常識に媚を売るようになるのだ。テレビもマンガ雑誌も怪獣ドラマもゲームも、皆そうだった。怪獣ゴジラは良き父となり、ロックンロールは人生の応援歌になり、わがパソコンはまんまと「ビジネスマン必携の情報ツール」となりおおせた。
 まったく、更生した不良ほど見事に保守的になりやがる。
── 小田嶋隆『パソコンゲーマーは眠らない』より。

☆ 昔、米軍キャンプで演奏する時って、白人はハードロック、黒人はソウルをやらなければ怒るんだが、サンタナをやると黒人も白人もノリノリだった。つまり、キャンプ上がりのスタジオ・ミュージシャン(結構多い)は経験上サンタナみたいなギターが得意になってしまう。
── 松原正樹。『歌謡曲完全攻略ガイド【'68-'85】』より。

☆ 黎明期、ロックをやろうとする人達は、一様にラブソング的ではない表現にこだわっていた。あるいはラブソングなど恥ずかしくて書けないような体質を持ったものだけがロックをやっていた時代だったのかも知らぬが、フォークや歌謡曲じゃねェんだからよォ、という確固たる意識があったのは事実である。実は私など、いまだにロックとは非ラブソングがラブソングに打ち勝つことだと信じているところがある。ロックもポップスもフォークも歌謡曲もつまるところ流行歌である、という意見はもっともだけれど、そういう物わかりの良さとはどうしてもなじまぬ何かを感じさせてくれるのがロックの真髄なのではないか。
── 近田春夫『考えるヒット2』より。

☆ 歌いたい時歌うんだと思う君は、歌いたくない時に歌わないことがほんとは歌っているんだとも思わなくてはならない。
── 早川義夫『ラブ・ゼネレーション』より。

☆ あのビートルズの膨大な遺言状は今まさに単なる死亡届に等しい。しかしS・ワンダーの遺言状は書いては消され書かれてはまた訂正される生命の証しであり、現代病のカルテである。そして彼は今後も遺産で食いつないでゆく気はさらさらないであろうがごとく、黒人演歌のロウロウとした世界を生で歌っているのだ。
── 桑田佳祐『ケースケランド』より。

☆ 楽器は身体の中で一番敏感なところだ。
── 早川義夫。Webサイト『早川義夫公式サイト』より。

☆ 素晴しすぎて発売出来ません。

── 東芝EMI。

☆ 人に書くときは歌わなくていいからね。はっぴいえんどだったら、自分で歌わないといけないから。そのギャップは未だにあるよ。インストが好きなのも、そのせいかもしれない。やっぱり歌の巧い人に歌ってもらえるときって、違う風に脳が働くじゃない、作曲の。
── 細野晴臣。Webサイト「風待茶房」より。

☆ 今時、自作自演のヒトを除けば、歌はプロデューサーの持ち物である。
── 近田春夫『考えるヒット2』より。

☆ 空席があってもいいじゃないかという考えは間違っている。空席があるということは、舞台にすきま風が流れるのと同じだ。
── 早川義夫『ラブ・ゼネレーション』より。

☆テレビ、出たくない。
 コンサート、やりたくない。
 とはいうもののさ、結局、人前で歌うっていうのは仕事の原点だからさ、適当にやるけど。本当はレコードだけでも食っていけるんだろうけど、何か嫌いなことひとつくらいやっていないと申し訳ないかなって気もあるしね。
── 井上陽水『綺麗ごと』より。

☆ 私も含めて日本人の多くの人が認めてしまうのがとても苦手なポールの魅力を、ストレートにスムーズに感じ入ることができたら、いわゆるアフター・ザ・ビートルズの時代も、もっと大きく素晴らしく変わっていたことでしょうねェ。
── 桑田佳祐『ケースケランド』より。

☆ 我々はオンライン音楽販売のマイクロソフトだ。
── スティーブ・ジョブズ。

☆ 勿論、歌なのであるから、なかで歌われるコトバに現実的な辻褄を求めるのは、間違っている。しかし歌とは、夜見る夢がそうであるように、どんな矛盾も継ぎ目も一切気にならぬものでなければ困る。
── 近田春夫『考えるヒット2』より。

☆ 演歌にあってJポップにないもの。それはタメ息だろう。
── 近田春夫『考えるヒット2』より。


大瀧: で、松本の詞っていうのはまばゆいわけだ。それを歌うっていうのは、どこが光ってるかどこが光ってないか、白黒映画の陰影の見せ方みたいなものに気配りしなきゃダメなんだよ。それは水面がきらきら光ってるようなものだから。乱数で光る。だから必ずこの1行は光ってる、とかいうものじゃないんだ。それを表現できる歌手は世の中にそうはいないね。だから、おれはのんべんだらりとした詞がくると歌いづらいんだ。大きく太くくくった詞は張り合いがない。でも松本の場合は1小節の中に白と黒の光がぱらぱらぱらって光るんだ。ここは明るい、ここは暗いって。そして、そういうふうに丹念に歌わないと詞が生きないんだ。生きないというか、さらなる魅力を増さないというか。自慢じゃないけど、おれは最初っからそれがわかってたんだ。
松本: 最初って?
大瀧: 「十二月の雨の日」から。おれは前々から自分のことをヴォーカリストとして歌がうまいと思ってたんだ。だから、松本の詞を歌うようになって ── この話もカットだよ(笑) ── 「はいからはくち」にしても「十二月の雨の日」にしても、一度全部ローマ字にしたんだ。音(おん)で分解する必要があったから。そのローマ字の母音と子音を見ながら、どこを光らせてどこを暗くしてってやって、歌うときは全部当然忘れるんだけど、完全な没我状態になれる前までリフレインするんだ。並大抵のことじゃないよ。
松本: 母音を明るくしてとか?
大瀧: 母音を明るくして子音を暗くするのはあたりまえなんだけど、たまにひっくり返したりね。子音も強くするのと引っ込めるのと考えて。だから松本・大瀧作品で大瀧が歌ったものは絶対に飽きない。それはなぜかというと、キラキラ光る部分が毎回違うように、乱数になるように仕掛けてあるから。他の人が歌ってもああはならない。
── Webサイト「風待茶房」より。大瀧=大瀧詠一、松本=松本隆。

☆ ......で、松本隆の笑いのセンスの話だよ(笑)。だって「イエローサブマリン音頭」って松本隆の最高傑作じゃん。あれを松本・大瀧作品のいちばんにしたいんだけど、作曲者がおれじゃないもんなあ(笑)。それがすごく悔しい。
── Webサイト「風待茶房」より。

☆ 歌えるなら歌う必要はない。歌えないから歌うのだ。
── 早川義夫。

☆ 歌の本質は、悲しみを忘れさせるためにあるのではなく、悲しみを忘れさせなくするためにある。
── 早川義夫『ラブ・ゼネレーション』より。

☆ やっぱり歌謡曲のメッセージの方が強くなっちゃったからね。松山千春よりキョンキョンのメッセージの方がね。だってあれはメディアをともかくも1から10まで使いきってるでしよ。1人のタレントとかアーティストを売ろうと思ったら、これだけあふれるコマーシャルやテレビを使っていった方が逆にメッセージ出来てしまうという器用さと危険さの裏表だね。
── 桑田佳祐インタビュー集『ブルー・ノート・スケール』より。

☆ 昔......誰かからこんな話を聞いた。ロックやってると、27歳で死ぬってな。ブライアン・ジョーンズ、ジャニス・ジョプリン、ジム・モリスン......ジミ・ヘンドリクス.........。なんとなく、俺も27歳で死ぬんだろうと思ってた.........。ところが28の誕生日をむかえちまって......。ガックリきたよ......何だ、俺はロッカーじゃなかったのかって.........。だけど、ジジイになってもロックやってるすごい奴は山ほどいる。死んだらすごいって考え方は......やめた。
── 浦沢直樹『20世紀少年』より。

☆ 一応有名になったバンドというのは、なかなか本当の意味の解散ができない運命にあるんだよね。なぜなら、この業界で生きていく限り、元 ── 元 ── のメンバーってことがついてまわるから。
── 関口和之。桑田佳祐『ケースケランド』より。

☆ クリエイティブにノスタルジーなし。
── 近田春夫『考えるヒット』より。

☆ 日本の曲でサウンドに面白みのある曲ってあんまりないんだよ。みんなよくできてるんだけど、大体、すごーくきれいでソツがない。自動車評論家がトヨタのクルマに感じるようなものっていったら近いかもしんない。
── 近田春夫『考えるヒット』より。

☆ こんなものでどうでしょうか。という態度をなくすこと。自分で満足してないんだったら、出しても無理に決まっている。貴方にとって満足するものだったら、きっと他者に通じるものだ。雑音を入れてはいけない。貴方にとって自己満足の歌をつくればいい。だって、自己満足なんていうのはめったに出来はしないんだから。
── 早川義夫『ラブ・ゼネレーション』より。

☆ 伝えたいことと、伝えたい人がいれば、歌は生まれてくる。
── 早川義夫。

☆ でも、もうこういう仕事はあまりしたくないですね。だって、たとえばヒューイ・ルイス&ザ・ニュースと仕事する場面で、「クワタよ、一緒に『いとしのエリー』と『勝手にシンドバッド』をやろうよ」なんて言われたら、俺はやっぱりイヤだもん。だったら新曲作って一緒にやりたいって言うよね。昔録った記念塚じゃ、俺はやっぱり面白くないですからね、どうしたってね。
── 桑田佳祐『ただの歌詩じゃねえか、こんなもん '84-'90』より。「こういう仕事」とは、「いとしのエリー」をレイ・チャールズがカヴァーしたこと。

☆ ボクは長い間司会をやっいたけど、そこで話す事によりミュージシャンのプレイが変わる。そこでボクの話がまた変わる。これがジャズだと思うし、評論行為とはこの対応関係にあると思うんですよ。普通の評論家は、自分は演奏してないっていうコンプレックスがあるから一寸批判されるとすぐ引っ込んじゃう。そんな時"冗談じゃない、オレはジャズをやってるんだ"と言い切れない評論家は止めた方がいいと思う。
── 相倉久人。

☆ 陽水はフォークでもロックでもなく、かといって歌謡曲でもない音楽を提供してきた。それを一括りにポップスと言ってしまえばそれまでだが、それなら陽水のようなポップスがかつて日本の音楽界に存在しただろうか? 否、やはり陽水の音楽は叙情的な詞、美しいメロディ、そして卓越した歌唱力が渾然一体となり生まれたものであり、彼独自の音楽なのである。まさに陽水はニューミュージック、新しい音楽であり、ニューミュージックは陽水の存在によって育まれてきたのである。やはり陽水の音楽はそういった意味では、ニューミュージックそのものであったといっていいだろう。
── なぎら健壱『日本フォーク私的大全』より。

☆ ファンというのは気まぐれで信じられない者でもあり、同時に、信じ得る唯一の存在でもある。
── カルメン・マキ。Webサイト『カルメン・マキ公式サイト』より。

☆ 練習をしないスポーツ選手はおらん。じゃあヴォイストレーニングをしない"歌手"があり得るか?
── クワトロ。

☆ 昭和50年代、まだ私が子供の頃、五木ひろしや八代亜紀に我慢しながらお目当ての歌手の登場まで待つ、のが歌番組の視聴というものであった。子供が五木ひろしに耐えていたように、大人もまたフィンガー5を耐えていたのだろう。この我慢しながらも観ている状況こそ、曲が流行っていく過程を共有していたことだったのである。
── ナンシー関『何を今さら』より。

☆ 岡林君がいなくなったってたいしたことじゃない。君は結果しか見えないくせにさわぎたてている。もっとたちの悪いのは「岡林君か、失踪するんじゃないかと思ってたよ」とあとからもっともだと無表情ぶる奴は、どうしようもない。僕たちが岡林君をうけとめるのは、岡林君がいるかいないかの問題じゃない。
── 早川義夫『ラブ・ゼネレーション』より。

☆ たまたま店頭にて、ジャケットが気に入ったからというミーハー的購入意欲だけで、なんらレコード屋さん側としても「これイイからよ!!」みたいな扱いも無く、すみっこのアフロ・コーナーに私だけを見すえるようにチマーッと置かれてあったのを、まるで万引きでもするかのように、ひっそりとスリリングに「下さいな」と、レジの綺麗なネエさんに差し出したわけです。
── 桑田佳祐『ケースケランド』より。

☆ でも「はいからはくち」は曲はすぐできたね。たぶん詞を肩越しに渡される瞬間にできてたと思うな(笑)。
── 大瀧詠一。Webサイト「風待茶房」より。

☆ やっぱり、ロックというのは何もないところから、なにかをつかんでいこうという姿勢だと思うの。そういった意味じゃ、今ってロックのない時代なんじゃないかな。物質ばかり豊かで、若い人達がロボットみたいになってるでしょう。まるで主体性がなくなっちゃって。そんなところにロックが生まれるはずがないのよ。
── カルメン・マキ。

☆ 歌をうまく歌える人は、自分が歌がうまいと知っている人です。いい声で歌える人は、自分がいい声を持っていると知っている人です。いい声を持っている人ではありません。
── 岡村喬生。

☆ フォークということばは、軽くなりすぎた気がするな。前は臭いがあり、さわれば汚れる感じがあったんだけどな。
── 友川かずき。

☆ 昔、ある本に感銘を受けた時、歌や映画に感動した時のことを思い出してほしい。好きになった人のことを思い出してほしい。まさか、奥付を点検してから好きになったのではあるまい。スピーカーがよかったからとか、1刷だったからとか、刷部数が少なかったからとかいうことで、感動したのではない。全然、別の問題なのである。ただ、いつも、側にいて欲しいと思っただけなのである。
── 早川義夫『ぼくは本屋のおやじさん』より。

☆ おれは「日本語なんかロックに乗るわけがない」って反対してたんだけど、その後、(雑誌の"日本語はロックに乗るか否か"をテーマにした座談会、俗に言う"日本語のロック論争"で)裕也さんに同じことをおれが言われることになるとは夢にも思わなかったね(笑)。最初に自分が言ってたこととまったく逆の弁明の矢面に立たされてるっていう、あの構図はおかしかったな。
── 大瀧詠一。Webサイト「風待茶房」より。

☆ 東京に出て衝撃を受けたのは、ジャズと落語でした。これは田舎にはないリズムなんですね。
── 神崎宣武。民俗学者。

☆ ギターを弾くより引き金を引くほうが簡単だ。創ることより壊すことのほうがね。
── 映画『デスペラード』より。

☆ 作品がいとも簡単に僕の頭に思い浮かぶ、みたいに言う人たちは間違っている。保証するけど、親愛なる君、僕ほど時間と思考を作曲に注いでいる者は誰もいない。有名作曲家の作品で僕が何度も繰り返してこつこつと研究しなかったものはないよ......。
── W.A.モーツァルト。友人に送った手紙より。


フォークは忘れようと唄い
ロックは忘れろと唄い
歌謡曲は忘れられないと唄う。
フォークは広がろうとし
ロックはころがろうとし
歌謡曲はもぐろうとする。
フォークは歌おうと呼びかけ
ロックは歌うなと呼びかけ
歌謡曲は目を閉じる。
フォークは希望を歌い
ロックはイメージを迫いかけ
歌謡曲は絶望から出発する。
フォークは体験前を歌い
ロックは体験中を歌い
歌謡曲は体験後を歌う。
ゆえに、フォークは前を向き
ロックは踊りながら
歌謡曲は背を見せて歌う。
── 早川義夫『ラブ・ゼネレーション』より。
 

突然食いたくなったものリスト:

  • 名もないおかず

本日のBGM:
Things We Said Today /THE BEATLES






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 音楽とかそのへんです。

音楽の名言1/4
音楽の名言2/4


☆ ファンであったという人から、「もう歌わないんですか?」と尋ねられた時、「なぜ生きているんですか?」と問われているような錯覚に陥った。
── 早川義夫。

☆ 男だって女だって同じだと思うけど、僕たちは心にキャンバスを持ってるんだ。そこにてめえの好きな男を描き女を描き、かいちゃ消し、かいちゃ消しして......俺なんぞはキャンバスがもうすり減ってるよ(笑)。でも、女のコって意外と、かいちゃ消ししなくなっちゃうのね。それが悲しい。本も読まなくなって、映画も見なくなって、いい音楽も聴かなくなって、どうしてボクたちそういう女のコたちを愛せるんでしょう。
── 内藤陳。

☆ そもそも音楽をあまり必要としてない人たちに売ってるんだものな、ぼくらなんて。つらいこともあるよ。
── 加藤和彦。相倉久人『ロック学入門』より。

☆  それにしてもいつも不思議に思うのは、アメリカと日本の観客数の違いだ。単純にみて日本とアメリカでは人口比が1対2だから、なんでもアメリカの半分くらいに考えると比較しやすいのだけど、なんか映画でもスポーツでも音楽でも、とても日本とは比較にならないくらいアメリカでの観客数は多い。
 日本のチケットは高いっていわれるけど、最近はみんなけっこう遊ぶ金だきゃあ作るから関係ない。
 じゃ、ナンで? アメリカさんは貯金しないからだろうな。宵越しの銭は持たねェってか? いいねェ、江戸っ子だね、アメリカさんは。
── 泉晴紀「泉晴紀の"バカはオレだ!"」より。

☆ だいたい日本は重い音楽を変に評価しすぎなんだよ。もうそろそろ重さの裏返しの軽さも評価されていいんじゃないかな。
── 桑田佳祐。

☆ だが、ホントはそれらは有名になることで「オシマイ」になることではなく、それこそある種の「永久運動」であるはずなのだ。昔から「歌は世につれて」もけっして「世は歌につれる」ことなどないのだ。だから、尾崎よりも10年以上も前に「わたしたちの望むものは、社会のための私たちではなく/私たちの社会なのだ」と岡林信康がうたっても、けっきょく社会はそうならなかったように尾崎やエコーズの歌にしても、それが具体的な現実変革の力になるためには、歌ではなくそれに共感した人たちの別の行動が必要になるのだ。でなければ、うたっている者は、スターという座に安住するか、聞く者はそれを聞きうたうことで「免罪符」でも手に人れたように、これまた安住することになるのだ。
── 田川律『日本のフォーク&ロック史』より。

☆ だから、今日何より問われるのはイマジネイションだ。その点では、音楽は昔より平等になったといえる。上手に楽器をひけなくとも、思い通りの音が作れるのだから。
── 近田春夫『考えるヒット2』より。

☆ 歌謡曲においては、荒井由実のデビューではなくて、「あなた」のヒットがニューミュージックの始まりかもしれない。
── 瀬戸宏一。『歌謡曲完全攻略ガイド【'68-'85】』より。

☆ 京平さんのやり方ってある意味でズルなんだけど、その方法自体は京平さんが編み出したオリジナルだと思うんだ。それが京平さんのスタイルを否定するところから始めなきゃいけないのに、あれをもっと効率よくしたものが主流になっている。京平さんの時代は、当時の日本の高度成長期とリンクしてた。パクリって西欧のレベルへ行くための手段だったわけじゃん、歌謡曲も経済も。
── 近田春夫。「京平さん」とは筒見京平のこと。

☆ 心がキレイであればあるほど歌謡曲ってのは心に響くと思うんですよ。
── 吉井和哉。『歌謡曲完全攻略ガイド【'68-'85】』より。

☆ マイナー・コードの歌謡曲は一番ラテン系である日本人にとっては好色なパターンだから。ちょっとラテンめいたやつね。まあそういうのもたまにはやりたかった。それを追求し続けるつもりはなかったんだけど、何でも片手間にやるというのが我々世代の浅くて深い美の追求なんだよね。
── 桑田佳祐インタビュー集『ブルー・ノート・スケール』より。

☆ 「昔の人はえらかった」と言うのはつまり、「昔のポップスはよかった」となげくのと同じことである。何十年もの淘汰をくぐって生きのびてきた名曲の堆積と、今のベスト10の10曲とを比べるのはナンセンスな話だ。
── 中島らも『中島らものさらに明るい悩み相談室』より。

☆ 活動期間は非常に短かったです。不幸なバンドでした。待ちきれないで歌ったということだけがとりえでした。
── 早川義夫「エッセイ19 アンケート 証言・1968 昭和43」より。ジャックスについて。

☆ 私なりに歌謡曲とそうじゃないモノとの違いを述べれば、歌謡曲が、共感より快感を大切にするメディアなのに対し、例えばロックなんかは、共感の方が第一義的であるメディア、となる。そして今、快感は比較的手に入れやすくとも、共感は手に入れにくい時代のような気がする。
── 近田春夫「THE 歌謡曲」より。『POPEYE』所収。
 

突然食いたくなったものリスト:

  • ほうじ茶

本日のBGM:
New Wave Jacket /POLYSICS






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 音楽とかそのへんです。

音楽の名言1/4


☆ あのとき初めてね、音楽の立体的なつくり方というのを知った。それまでの『風街ろまん』も、絵巻物みたいなものだって思った。二次元の世界だよね。ヴァン・ダイク・パークスによって、初めて立体透視図のような音楽の存在を見た。その影響力はすごかったね。メンバーみんなに、大きなものを与えたね。
── 細野晴臣。Webサイト「風待茶房」より。

☆ 人様なら誰もが持っているコンプレックスや苦悩というものを、音楽のノリ一発がこうまでに、ありのままの美しさとして演出するとしたら......人生は名場面だ。
── 桑田佳祐『ケースケランド』より。ジャームス・クリーブランドのライブアルバムについて。

☆ 僕が志向してるのは、同世代音楽なんだ。今年で30だから、25から35歳くらいのためのね。僕と、同じ時代の空気に触れて成長し、今も同じような日常を持ってる、彼らに向けての歌しか唄いたくないな。いつまでも18歳の心の琴線に触れる歌を作っていく方法もある。彼らが20歳になったら、新しい18歳を対象にするっていうね。だけど僕にとっての命題は、自分と同じ世代の人間を、演歌に奪われないで、どれだけポップスに引き止めておけるかってこと。
── 山下達郎。

☆ イギリス人にインタビューを山ほど受けたときに、君たちには日本の伝統音楽があるだろうと。「ありますよ」と答えると、そういう影響が全然ないけれどもそれはどうなんだと聞かれて、うーんと困っちゃったということがあった。いまだに困るんだよね。ぼくに聞かれても。だから、どうしたらいいんでしょうねって具合ですよ。
 それを例えば坂本(龍一)なんかがやっているように、日本というのをちょっと忘れて、東南アジアか中国かどこかわからないけれども、架空のオリエンタルなものをつくってそこでやるっていうのもまた1つの方法なんだけれども、それもある種逃げのような感じもするしね。
── 加藤和彦。相倉久人『ロック学入門』より。

☆ いまや、「現実」というものが、メディアの織りなす疑似空間と化してしまい、世間話=映画や音楽の話題となっている。
── 山崎浩一。

☆ 書けないから言うわけではないが、小説を書くのは作曲するのと同じようにそれほどたいしたことではないのではないだろうか。それよりもよりよく生きていくこと自体が小説であり音楽であると思うのだ。
── 早川義夫。朝日新聞読書面「ポケットから」の書評「自分を鏡に映してみると」より。

☆ 水は人間の言葉も音楽も理解しない。その程度の事実を理解するのに「科学の素養」が必要なわけではない。常識を持っていれば充分なはずなのだ。少なからぬ数の大人がそんな与太話を信じてしまうというのは......やはり理性は拒否されているのか。
── 菊池誠。

☆ 日本はどんどんひどい国になっている。物欲、性欲、食欲、名誉欲しかない。図書館や美術館、音楽会にも行かず、芝居も見ない文化知らずの男たちが国を動かしているのが問題です。
── 三輪明宏。『読売新聞』インタビューより。

☆ 欧米、特にアメリカでは、ほとんどどんなミュージシャンでもカヴァーをやる。名曲はカヴァーにカヴァーを重ねられ、やがてスタンダードとなる。歌謡曲からロックまで含め、日本のポピュラー音楽界にもっとも欠落している要素だ(最近のアイドルはやたら昔の曲ばかり歌っているようだが、これはどちらかというと、アイドルというシステムの弱体化及び作家の怠慢に起因している)。日本の場合、会社間の版権の問題もあるようだが、過剰な、そのくせ安易なオリジナル神話といったものが横行しているようにも思える。
── とり・みき『とり・みきの大雑貨事典』より。

☆ 多くの人が自分の音楽を聴くようになると、責任が生じてくる。突然その人たちの面倒を見なくちゃいけなくなるの。彼らは欲しいものが得られないと機嫌を損ねる。
── ビョーク。『THE BIG ISSUE JAPAN』より。

☆  ......そうだとしたら2つの理由が考えられる。まず技量、意識とも、一発で終わる程度の人間ではスタートラインにさえつくことが出来なくなった。そして商品を長持ちさせる技術が向上した。
 歌手に限定せずブームととらえても、実はひと昔前よりもその生命は長くなっている。例えば小室哲哉のブレイクしてから今日まで、の方が、パンクロックの誕生から消滅までの期間より長いのだ。
 御時世、これだけ刺激にあふれ情報にあふれているにもかかわらず、音楽の周辺は現在の方が安定しているとは!!
 前述した送り手側の事情とは別に、リスナーのあり方の変化も考えられる。極端にいうと、歌手の方ではなく、聴く側の方が一発屋になっているかもしれないのだ。
 1人のアーティストに一生をささげる盲目的ファンの数は減り、商品次第の「客」がリスナーの中心的層を占めるようになった。選挙用語を用いれば、音楽浮動票時代。
── 近田春夫『考えるヒット』より。

☆ 向こうは衣食足らんでも音楽を聴くんですよね。日本人は衣食足らんと音楽聴きまへん。
── 古谷充。中島らも『訊く』より。

☆ 「同じことの繰り返しが、人を退屈させない」時、その音楽には"グルーヴがある"というのが、私の基本的な、グルーヴの考え方である。もう少しいうと「その反復性が何よりの魅力の根源となっている場合」、そこにはグルーヴが存在している。......
Jポップは、いってみれば早く「行かせよう」とすることに技術をこらしている音楽だと思う。もし下品な表現だとおっしゃるのなら、高揚でもいいですが、とにかく強引にいい気持ちにさせてしまおうとするところがある。だからメリハリを重んじる。例えばサビになればなったで、景色が変わるように違う世界が飛び出してきたりするのも、メリハリが目的である。
持続性(グルーヴ)が主眼のダンスミュージックあるいはR&B等と、いかせてナンボ(・・・・・・・)のJポップは、本来「水と油」の関係なのだと思う。
── 近田春夫『考えるヒット2』より。

☆ 『オリジナル・コンフィデンス』(通称"オリコン")の上位を占めるのは大半が邦楽で、それらの全て(演歌は除く)が洋楽のおいしい部分(メロディ&アレンジ)を巧みに取り入れ、オリジナルであるかの如く、得意気にアピールし、カラオケという特殊な媒体の効果によって洋楽の倍以上のセールスをあげているのである。こういったタイプの音楽が日本以外で受け入れられない(進出できる訳もない)のがせめてもの救いである。
── 宇津木勤「嘲笑! 過大評価されている陳腐バンド」(『炎』)より。

☆ さようならHELLOWEEN。あなた達の作った名曲だけは忘れません。
── 西康弘。雑誌『BURRN!』投稿より。

☆ ......そのパワーをそのまま持ち込んで作ったのが『NIPPON NO ROCK BAND』。全曲英語でやってみました。けれど少々残念なことに、雑誌などにはたたかれました。方法論だけまねていて、結局は日本人に聴かせるための音楽ではないか。桑田の音楽はしょせんご飯にみそ汁だ。日本人の枠を超えられるわけがない......と。たしかにそれは当たっているかもしれませんね。でも得られたものの大きさはやってみた者にしか分からないでしょ。トライしてみないことにはどうにもこうにもね。
── 桑田佳祐『ただの歌詩じゃねえか、こんなもん '84-'90』より。
 

突然食いたくなったものリスト:

  • とりや千陽のチキン南蛮

本日のBGM:
Tears By The Firelight /STORMWITCH

たまにこのメロディーがアタまでぐるぐる回って離れないんだよねえ。




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 久々に続き物でやります。

 今回は音楽とかそのあたり。


☆ 演奏している人が音楽家なのではない。感動する心が音楽なのだ。
── 早川義夫。Webサイト『早川義夫公式サイト』より。

☆  こうさ、音楽っていろいろな場所で聞くものだし、流れているものでしょ。そのへんで言うと、すごいのはパチンコ屋だろうね。パチンコ屋、飲み屋でいかに人の心を捉えるか否かってことが、音楽にとっちゃいちばん難しい道なんだよ。そこを乗り越えられたらすごい曲だよね。
 俺は変な話、パチンコ屋で聞いてよかったって言われたりするの、嬉しいね。
 パチンコ屋は、音楽をふるいにかけるのに最高の場所だよね。だって、テレビなんかで聞くと何でもない曲が、パチンコ屋だとグッと耳に飛び込んできたりするんだよね。救われたような気分になったりして、HAHA。
 それでいくと、中島みゆきは圧倒的に強いね。明菜の『飾りじゃないのよ涙は』、あれもいけると思うけどね。
── 井上陽水『綺麗ごと』より。

☆ 今日ではほとんどの若い人が、音を聞くことでいとも簡単に、そのコードをコピーしてしまえる。ギターが圧倒的に普及した結果だろうか。少なくとも学校の音楽教育のせいではないだろう。
── 田川律『日本のフォーク&ロック史』より。

☆ 生演奏を披露したミュージシャンの中では、ローリング・ストーンズとユーリズミックス、それからサンタナが頑張っていた。うん。ロックは還暦のための音楽になってきたってわけだ。たぶん、立ち位置としては、テレビ東京の「演歌の花道」みたいなポイント。すなわち崖っぷち。
── 小田嶋隆。ブログ『偉愚庵亭憮録』より。

☆ なんで歌謡曲のリミックスをやって面白くならないかというと、音楽の構造で楽しめない音楽だからなんだよね。
── 近田春夫。

☆ 音楽の再生手段の進化/ハイファイ化というものは、すなわち再生音を原音に限りなく近づけることと同義である、とぼくたちは単純に信じ込んできた。でも、いまやこれは明らかに誤解なのだ。実際、コンサートホールの客席で聴く「ナマの音楽」は、ハイファイで再生された音楽のようには絶対に聞こえない。スピーカーやヘッドフォンで聞くように、左手前から第一ヴァイオリンが聞こえ、右奥からトロンボーンが聞こえる ── なんてことはけっしてありえず、すべての音がトータルな音塊となって、あらゆる方向から迫ってくる。つまりオーディオ機器の広告にあるような「リアルな臨場感」だの「クリアな音像」だのというものは、実は、機械的・電気的に合成されて初めて存在できる架空のリアリズムであり、現実にはどこにも実在するはずのない音楽なのだ。
── 山崎浩一『退屈なパラダイス』より。

☆ 性格から音楽が出てくるわけではない。
── 勝木ゆかり。作曲について。

☆ 歌謡曲歌手といっても、今みたいに小さいときからアイドル目指して養成学校にせっせと通うなんてことはなく、皆ジャズ、カントリー、声楽から民謡・浪曲までそれぞれルーツを持っていて、その上で歌謡曲に入ってきていた。特にジャズ出身(この場合、ラテンやハワイアン等も含む)が多く、フランク永井もその名前からしてジャズ系の人だった。70年代に入ると旧世代の人たちが一緒くたにされ、演歌などというジャンルに入れられ、その役割だけをやらされるようになってしまった。でも、皆モダンでお洒落な人たちだったのです。
── 大川俊昭。『歌謡曲完全攻略ガイド【'68-'85】』より。

☆ 出す必要性のない音、出さなくても済むことのできる音、意味のない音は、音楽じゃないと思うのである。
── 早川義夫。Webサイト『早川義夫公式サイト』より。

☆ 私たちみたいなオジサンのトシになると、好きだったバンドは全部解散してて切ないよね。
── リリー・フランキー。Webサイト『テレビ・ラジオ・芸能1000ネタ大行進』より。

☆  もはや"ロック=不良"みたいな体育会っぽい発想が、まかり通るほど世の中全般可愛くもなんともねェとは思うが、例えば『グラミー賞』でエラ・フィッツジェラルドとM・T(マンハッタン・トランスファー)のアカペラ・スキャットを見た時、俺はどうしたらいいのか分からなくなってしまった。つまり見て聞く立場としての余裕が全部吸い取られちまったのである。これは感激だった。だから隣のやつ突っついて「良かったねェ」どころではない。思わずTVの前で踊った......それしか憶えていない。
 本当の意味でこういうことが早く我が日本のシーンの中で現実となることを願って、俺達アーティストはもうちっと頑張んべェと思う。まだまだジャパニーズ・オーディエンスには余裕があり過ぎる。「過激」というより、単に「感心」といったニュアンスに近い気がする。
── 桑田佳祐『ケースケランド』より。


: やっぱりね。典型的なプレBRS症候群だわ。
: そいつは何だい?
: プレ・ビートルズ&ローリングストーンズ症候群。自分の音楽の好みを彼ら以前の段階で停止させちゃった中年のことよ。
: ビートルズは嫌いじゃないよ。
: でもメロディアスなのが好きなだけでしょう? 『ミッシェル』とは『イエスタデイ』とか。
: ああ、そう言われればそうだな。
: で、ストーンズで許せるのは『テル・ミー』や『アズ・ティアーズ・ゴー・バイ』あたりなのよね。
── 景山民夫『虎口からの脱出』より。

☆ オギャアと生まれたその瞬間がほんとの叫びで、それ以上のロックンロールはない。
── 遠藤賢司。

☆ 生きろ、そう叫びながら心臓はビートを刻んでいる。
── 村上龍。

☆ Other bands play (他のバンドは演(や)る) Manowar kill! (マノウォーは殺(や)る)
── MANOWAR「Kings Of Metal」の歌詩。上記訳はさこた☆はつみ。

☆ 僕たちは、ビートルズを知りたくてビートルズを聴いたのではない。自分が何者なのを知るために音楽を聴いたり創ったりしているのだという思想がまさにロックだった。
── 早川義夫「エッセイ9 音楽には感動というジャンルしかない」より。

突然食いたくなったものリスト:


本日のBGM:
Invisible Touch /GENESIS


http://www.youtube.com/watch?v=epOBenUjIHw

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 いえ、「新年」で名言は見つけられなかった。

 いちばん近くて、でもちょっと悲しいのが(^O^)、これ。

☆ お年玉をもらう立場からあげる立場へ ── 子どもから大人へと脱皮する過程で、これほど悲しい出来事はありません。

── 石原壮一郎『大人養成講座』より。

 他は「新た」「新し」で検索してみた。
 いずれも<今号の名言>集より。

☆  いうまでもなく、描かれた絵画は「技術」に支えられている。
 「名画」と呼ばれる絵画も、この「技術」なくしては存在しないし、新しい技術の模索が、結果としてある巨匠の画風を決定し、新たな感性の地平をひらくことになったケースも、どの時代であれ発見できる。当然のことだが、傑作と讃えられる画面でさえ、技術なくしては存在しないのである。

── 西岡文彦『図解・名画の見方』より。

☆ 科学が提示するのは、常にその時点での暫定的な理論にすぎない。新たな実験が出れば理論は修正され、進化する。修正されうるからこそ、科学を信頼することができるのだ。科学は間違うがニセ科学は間違わない。間違わないものを信じるわけにはいかないのだ。

── 菊池誠。「SFオンライン」所収、『なぜ人はニセ科学を信じるのか』(マイクル・シャーマー著)の書評より。

☆ 人間様が自然を支配・征服できると思い込むことと、自然を保護・愛護できると思い込むことは、表裏一体、どちらも思い上がりでしかない。バカな人間どもが減びてしまった後も、自然は何事もなかったように新たな生と死を再び循環させ始めるに違いないのだから。

── 山崎浩一『リアルタイムズ』より。

☆  事実、70年代半ばにニュー・ファミリーという言葉が登場し、結婚することが公然とすすめられ、美化されるまでの間はむしろ、結婚への疑念が大いに論じられた時代だといえる。
 ......もちろん、この頃から、ニュー・ファミリーという言葉の誕生に平行してウーマン・リブの動きが少しずつ注目され、そこでははっきり結婚が疑問視され、かの女らにすれば、ニュー・ファミリーほど気持悪いものはないということになる。
 しかし、消費を推進する側は、ニュー・ファミリーという言葉を作り出し、25歳以上の層を新たに購買層と意識的に設定し、そこへ向けてどんどん"物"を買わせようとした。それは、「神田川」よりもっとはっきり、しかも多岐に、多彩にやってきて、はじめのうちこそ「嫌だ、嫌だ」とニュー・ファミリーなる言葉に反発していた者さえも、巻き込んでしまい、そこから、"カタログ文化"への明らかな傾斜がはじまるのだ。

── 田川律『日本のフォーク&ロック史』より。

☆ できる男は目標に到達してもふり返らない。その先にまた新たな目標が見えてしまうからだ!!

── 島本和彦『逆境ナイン』より。

☆ 新しい車や新しいビルが立つのと同じように、新しい歌や新しいスタイルが生み出され、どれもこれも浮わついて、上向きになっていることが、インチキ臭さを感じさせる。だから僕たちはもっと、下へ下へと向かうじめじめとしたものを持ち続け、いっこうにカラッとしちゃいけないんだ。

── 早川義夫『ラブ・ゼネレーション』より。

☆ 新しいプロジェクトを始めるには、実験であるかのようなふりをすることだ。

── ジョン・スポールストラ『エスキモーが氷を買うとき―奇跡のマーケティング』より。

☆ 新しい法律に伴って、新しい犯罪ができる。

── 西洋の諺。


: アフリカのサハラ支社から手紙が来てます。水がないそうです。
: また始まりやがった。こないだも新しい貯水タンクを送ってやったろうが。
: 今度はもっと深刻です。手紙の切手がホッチキスで止めてあります。

── 立川談志『家元を笑わせろ!』より。

☆ バブル期の日本には、何でもやってやろうという一種の覇気があり、耽実的なデザインが出現した。破裂後は一斉に萎縮、ひたすら真面目、調和を追うのがトレンドとなった。そして新しいベストセラーとなるべく生まれた110カローラ。その大群が湧いて出る。こよなく退屈な風景が4、5年ひろがりそうだ...。

── クルマ雑誌より。書名わからず。

☆ 忘年会ってものがあるのは、日本だけなんだってね。日本人は、その年のことをさっぱり忘れて、新しい年を迎えようってわけだ。過去の不幸な歴史なんか、忘れるわけさ。

── 永六輔『一般人名語録』より。

☆ 僕が志向してるのは、同世代音楽なんだ。今年で30だから、25から35歳くらいのためのね。僕と、同じ時代の空気に触れて成長し、今も同じような日常を持ってる、彼らに向けての歌しか唄いたくないな。いつまでも18歳の心の琴線に触れる歌を作っていく方法もある。彼らが20歳になったら、新しい18歳を対象にするっていうね。だけど僕にとっての命題は、自分と同じ世代の人間を、演歌に奪われないで、どれだけポップスに引き止めておけるかってこと。

── 山下達郎。

☆ 不幸なことに、実際私たちの多く(データによれば85%)が、その場の条件を無視して同じ方法を繰り返し使いがちである。では、なぜそうなのか? 誰にしても自分のやり方を身につけたのは、そのやり方がそれなりに成功したからであり、子どもの頃に手っ取り早くその場しのぎでうまくいっていたやり方が、何を学び取るにも心の奥底に深く染みこんでいるからである。そうすると、過去には成功していたなじみの方法ではない新しいやり方で差し迫った状況に応じることなど考えも及ばず、それよりも自然な方法などないのではなかろうかと考えてしまうのである。

── ロバート・M・ブラムソン『「困った人たち」とのつきあい方』より。

☆ 現在と云うのは、実は一番新しい過去のことだ。

── 京極夏彦『文庫版 塗仏の宴―宴の始末』より。

☆ 建築家は、建築に期待し過ぎています。建築が人の生活や社会を変えるなんて幻想は建築家の思い上がりだと思う。新しい設計の小学校を見ればわかる。子供たちの何が変化したのか。ファミコンほどの影響力もなかったのではないか。

── 森博嗣『臨機応答・変問自在』より。

☆ 聞く人が歌う人とのつながりをもつためには、聞く人自身が新しい作者に生まれ変わっていかなければならないだろう。歌い手よりあとからその歌に加わっていくのだからその歌い手以上に、強烈な想像力を持たなければならない。

── 早川義夫『ラブ・ゼネレーション』より。

☆ 岸を見失う勇気が無ければ、新しい太洋を発見できない。

── ジード。

☆ 古今東西、"私は新しい笑いを追求してます"というギャグ作家は跡を断たないが、"私は新しい悲しみを追求してます"という悲劇作家は1人もいない。

── 山藤章二。


 今回のM事件がいい例だ。そして面白がる一方で人はまるで怯えたように"彼"と自分との差別化をはかる。「理解できない」「異常な部屋」とマスコミや識者が言えば、今回いちばん弾圧を受けたオタク的な人々も口をそろえて言う。「一緒にしてもらいたくない」「あれは本当のアニメ・ファンじゃない」
 本当にそうだろうか。これだけ多くの人がこの事件に関心を持ち、かつ"彼"との差別化をはかろうとするのは、実は皆"彼"に自分の姿の一部を見てしまったからではないか。殺人という一線は確かに大きい一線かもしれない。しかし、そこに至る経緯や、彼の生活そのものは決して「理解できない」ことなんかではない。少なくとも私はそうだ。人は皆それが自分でなかったことに安心したいがため、ことさら差異を強調するのだ。テレビのレポーターは今日も新しい殺人事件の犯人像を「近所に住む人」に訊ねる。「人殺しなんかするようには見えなかった」 ── 何度この言葉を聞いたことだろう。それでも意外そうな顔をしてみせるレポーター。だが、もうそろそろ我々は学習すべきだ。殺人は、そんなことなんかしそうもない奴、私やあなたがふとしてしまうものなのだということを。

── とり・みき『とり・みきの大雑貨事典』より。「M」とは、宮崎勤のこと。

☆ メガヒットした後からだと、なにか制作現場に新しいロボットアニメをつくろうという熱気があったようにいわれるけど、そんなのは一切ありません。実際は30代半ばのいい大人が、なんとかしてオモチャ屋から脱出を図るために、オモチャ屋を適役のジオン公国に見立てて、彼らを黙らせるために1つひとつ手を打ちながら、口出しできないまでにリアルなフィクションワールドを成立させていった。ただ、それだけのことです。

── 富野由悠季。『THE BIG ISSUE』より。

☆ なんらかの問題に直面して、自分の頭に簡単に思い浮かんだことで満足する人は、知的には大衆である。努力せずに自分の頭の中に見いだしうることを尊重せず、自分以上にあるもの、したがってそれに達するにはさらに新しい背伸びが必要なもののみを自分にふさわしいものとして受け入れる人は、高貴なる人である。

── オルテガ『大衆の反逆』より。


1.「ニュー」とか「~アップ」といったラベルが貼られている商品は、新しくも、良くもなっていない。
2.「ニュー」とか「~アップ」といったラベルは、値上げを意味している。
3.「一新」「まったく新しい」「何から何まで新しい」といったラベルは、とんでもない値上げを意味している。

── ハーシャイザーの規則。『マーフィーの法則』より。

☆ 人気があると言われるのは、すごく嬉しいことですが、人気なんていつの間にか消えてしまうのが、今のラーメン業界です。新しくておいしい店がどんどん増えていますが、僕はそんな新しい店を先輩だと思い、その先輩を追い抜こうと、いつもスタートの気持ちでやっています。なぜなら、新しい店は古い店のいいところを見習い、凌駕しようと研究を重ねてオープンさせていますから、高を括っていると置きざりにされます。追われるよりも追う気持ちが大切だと思います。


☆ 犀川だって、子供の頃には人並みに、科学雑誌などに掲載されている鉄道模型、ラジコン飛行機、無線機、天体望遠鏡、昆虫や化石の標本、高性能カメラ、エトセトラ......、といったアイテムに、目を輝かせる少年だった。いつの頃から、その指向が失われたのだろう。それに替わる、それを追い出した新しい指向とは、何か......? 否、失われても、追い出されてもいない、と思う。形を変えただけだ。それを「失った」と認識する精神に問題がある。

── 森博嗣『数奇にして模型』より。


 産業革命は、工場での量産という、それまで人間の知らなかった生産システムをもたらした。ところが、これらの新奇な生産品にまとわせるべき意匠のボキャブラリーとして、人々が思い当たるのは、旧来の美術工芸品の様式しかなかった。
 かくして、大理石の彫刻を模倣した鉄製の装飾、豪華な刺繍を模倣して紙に印刷された文様等々、本来の美学も象徴的な意味の剥奪された薄っぺらでおざなりな意匠が、工業生産品の表層を覆い始めるのである。工業生産というまったく新しい生産手段は、それに呼応する美学を持たなかったがゆえに、意匠を限りなく形骸化していくことになった。
 こうした近代技術による伝統様式の模倣ではなく、産業化時代にふさわしい、新しい美意識と方法論を求めて誕生した運動が、ドイツ工作連盟でありバウハウスだったのである。

── 西岡文彦『デザインの読み方』より。

☆ 生を愛するが故に死を恐れる思想は欺瞞であり、生の苦痛を征服し、自殺する勇気をもった新しい人間こそ、自ら神となる。

── ドストエフスキー『悪霊』より。


 Z[√-5]の世界では、6=2×3=(1+√-5)(1-√-5)のように、因数分解の仕方が2通り出てきてしまう。つまり、素因数分解の一意性が崩れてしまうのだ。ここに問題があるということは、ラメやコーシーもわかっていたが、解決できなかった。クンマーの考え方はここからが画期的であった。彼は大胆にも「2や3、(1+√-5)や(1-√-5)は本当の素数ではない」と考えた。つまり「一意性が成り立つ本当の素数、そんな理想の数が存在する」と仮定したのだ。
 この強引とも思える手法が、理想数という全く新しい概念を生み出したのだ。

── 富永裕久『フェルマーの最終定理に挑戦』より。

☆ 「水子が崇るなんて考え方はつい最近、昭和になってから市民権を得たような、新しい考え方なんだ。江戸の頃は7歳前の子供が死んでも人間として供養すらしなかった。悪名高い生類憐れみの令に子供を捨てるな、とあるくらいだ。犬猫並だったということさ」

── 京極夏彦『姑獲鳥の夏』より。

☆ 自衛隊が違憲であるのと同様に、戦後の日本国民も違憲だったのだ ── という苦い認識の中からしか「新しい平和主義」は生まれないのだ、と思う。

── 山崎浩一『リアルタイムズ』より。

☆ しかしイエスの言葉はむちゃで乱暴である。イエスの言葉を聞いた人は、まず怒るのがあたりまえなのだ。怒らない人がいるとすれば、何度も繰り返し聞いているうちになれてしまったのか、あるいは自分にかかわる言葉として受け取っていないのか、そうでなければイエス級にえらいのであろう。腹を立てても、イエスの言葉は心に深く突き刺さる。そしてついにイエスの言葉に頭を下げるまで、「肉体の刺」のように抜けない。いったん抜けたようにみえても、また新しく突き刺さって来る。その正しさを結局認めざるをえなくなっているだけ、それは痛い。だから懺悔なしにイエスの言葉について語る事はできないのだ。

── 八木誠一『キリストとイエス』より。

☆ 神社建築の鑑賞には一般の美術にはない奇妙な約束がある。それは、神社建築が古い形式だとされながら、じつは建築自身は新しくて、しかもそれを手がかりとして古いおもかげを想像しなければならないことである。これは、そのもの自身が放つ微妙な美の感覚をもっとも大切にする芸術鑑賞において、そのもの自身ではなく、身代わりの参考品でほんものの美しさをおしはかるようなもので、鑑賞条件における致命的な欠陥であり、そのこと自身はくりかえし再言され、注意されなければならないことである。

── 渡辺保忠『日本の美術3 伊勢と出雲』より。

☆ 優れた哲学者とは、すでに知られている問題に、新しい答えを出した人ではない。誰もが人生において突き当たる問題に、ある解答を与えた人ではない。これまで誰も、問題があることに気づかなかった領域に、実は問題があることを最初に発見し、最初にそれにこだわり続けた人なのである。

── 永井均『ウィトゲンシュタイン入門』より。

☆ すべての専門職は、どんな新しいデータでも十分に吸収する時間があればあるほど影響されやすい。

── ロバート・M・ブラムソン『「困った人たち」とのつきあい方』より。

☆ 大学4年生になると、非常にありがちな行動。日経新聞をいきなりとりはじめることです。もちろん、それは就職活動のためだということはわかっているのですが、私の予想では、その日経、「とってはいたけど別に役立たなかった」という人が、全体の8割くらいはいるような気がします。しかし、そのように日本経済新聞の見出しだけ読んだり、「会社四季報」を買ってみたり、ダイヤモンド社っぽい本を立ち読みしたりすることによって、いくばくかの新しい知識を得ることができるのは事実です。そしてそれらの行為は、ちまたでは"企業研究"と呼ばれているようです。この企業研究というのは、就職活動を行うにあたり、非常に重要なことではあるのですが、やりすぎると、しだいに自分が今の日本を動かしているような、大きな気分になってくるのが特徴です。

── 酒井順子『おかげさま 就職界見聞録』より。

☆ だいたい、そのテの有害説は「写真を撮られると魂を抜かれる」から「ウォークマンやりすぎると難聴になる」にいたるまで、新しいテクノロジーにはつきものだ。写真云々はともかく<ウォークマン=難聴説><ファミコン=視覚障害説>などにしても、結局「そりゃやっぱりなんだってやり過ぎてのは身体によくないですわな。健康食品だってエアロビクスだって過激にやれば身体壊しますもん」という以上の説得力はない。

── 山崎浩一『退屈なパラダイス』より。

☆ 建物というのはいつも微妙なバランスで生命を維持している。新しいとか、綺麗だとかいうのはあまり関係ないことなのだ。生きている建物はたとえ壊れてもすぐに修復する。しかし死んでしまった建物はもう直らない。

── 京極夏彦『姑獲鳥の夏』より。

☆ 民は ── いや、民にかぎらず、凡庸な者は士大夫といえどもそうですが、古きになれて、新しいことは単に不なれであるというだけできらうものです。

── 海音寺潮五郎『孫子』より。

☆ 友は新しくできたり、去っていったりするが、敵は確実に増えていく。

── トマス・ジョーンズ。


 私はアイデアの歴史を研究してみて、人々が精神作用を理解するためのモデルは、その時代の技術を反映していることに気づいた。例えば、17世紀には、人びとは心をあたかもそれが鏡かレンズででもあるように捉えており、これは、当時の光学とレンズ造りの分野の発達を反映している。19世紀末から20世紀の初期には、心を脳全体に回路と継電器を配置した巨大な電話の交換組織と見なす人びともいた。
 この20年間は、新しい精神モデルが用いられている。コンピュータである。このモデルは、私たちの思考のいくつかの面を説明するのに、大変役に立つ。

── ロジャー・フォン・イーク『頭にガツンと一撃』より。

☆ ヤキトリ屋は最高です。お客さんの反応が眼の前で見られます。それもヤキトリですからもったいぶりようがない。美味しければ皆さん大声でほめてくれる。次のときには新しいお客さまを連れて来て、自分のことのように自慢してくださる。料理人の醍醐味です。

── 雁屋哲原作・花咲アキラ作画『美味しんぼ』より。

☆ この方法を、論理矛盾として真っ向から非難する学者が出た。デカルトやバークリーなんかが強固な反対者だったらしい。まあ仕方ないことではある。εで割ったあと、εにゼロを代入するなど正気の数学とは思われないからだ。しかし、ニュートンたちはそんな非難もどこ吹く風だった。何と言われようと無限小解析は大きな成果を上げている。ニュートンの理論は、物理学に「力学」という新しい方法論をもたらし、天体の運動と地上の落体法則を統一的に説明してみせた。有効性こそが正統性なのだ。ニュートンやライプニッツにとって、自然とは神の暗号であり、それを解く知性は神秘の霊感にほかならない。古典的な意味での論理矛盾など平気の平左だったに違いあるまい。それだけではない。無限小解析の矛盾さえ内包する妖しい神秘性こそが、彼らの心を引きつける甘い蜜だったのだろう。もともとそういう人たちだから仕方ない。その証拠に2人とも錬金術にのめり、晩年は宗教にはまっている。ニュートンとライプニッツは"妖魔の森"の中で毒をもつ美しい花を見つけたってことだ。

── 小島寛之「妖魔の森の家」より。『あぶない数学』所収。

☆ 陽水はフォークでもロックでもなく、かといって歌謡曲でもない音楽を提供してきた。それを一括りにポップスと言ってしまえばそれまでだが、それなら陽水のようなポップスがかつて日本の音楽界に存在しただろうか? 否、やはり陽水の音楽は叙情的な詞、美しいメロディ、そして卓越した歌唱力が渾然一体となり生まれたものであり、彼独自の音楽なのである。まさに陽水はニューミュージック、新しい音楽であり、ニューミュージックは陽水の存在によって育まれてきたのである。やはり陽水の音楽はそういった意味では、ニューミュージックそのものであったといっていいだろう。

── なぎら健壱『日本フォーク私的大全』より。

突然食いたくなったものリスト:

  • カレーライス(非ククレカレー)

本日のBGM:
ばんばひろふみ /速達

別に新年とは関係ない。



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暑い

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 たまらん。

☆ 猛烈に暑い。

どうやらハルマゲドンはすでに始まっている。

仔細に観察すれば、明らかだ。

気づいていない連中は要するに霊性が低いのだ。

第一、この暑さがエホバ神のメッセージでなくてなんだというのだ。

主よ。

それにしてもあんたは最低のクソ野郎だな。

最後の審判が誤審だらけだなんて、まさかとは思っていたが、あんたにはまじめに仕事をやる気がはなっから無かったってわけだ。実行力はともかくとして、判断力について言うならあんたの実力はオサダ主審と同程度だ。

謙虚になれよ......って、あんたにだけは言ってもムダだろうな。

釈迦に説法をする方がまだ見込みがありそうだ。

── 小田嶋隆。Web日記「偉愚庵亭日乗」より。

☆ 猛暑にどう対処すべきかをコンゴ人に教えたがるエスキモーは必ずいるものだ。

── S・レック。

☆ 暑さ寒さも京都南インタまで。

── 森博嗣『すべてがEになる』より。

☆ ガキの頃なら、今日あたりから夏休みの宿題でヒーヒー言ってるな......。早く宿題なんかない大人になりたいと思ったもんさ。ところが大間違い。大人になったら宿題だらけだ。

── 浦沢直樹『20世紀少年』より。

☆  今年の11月で30歳になる。実際の話、30男の夏休みというのはどうしようもない。同級生の多くは既に結婚して子供を持っている。彼らの夏休みは家庭サービスに忙殺される。浦安の遊園地、御殿場のサファリパーク、池袋のデパート、女房の実家。かわいそうに日帰り4連続の子連れ巡業で、身も心も疲れ果ててしまう。彼らは内臓の話しかしない。胃の話、十二指腸の話、肝臓と胆嚢と膵臓の話、潰瘍、ポリープの話。

 「お前も肝臓には注意した方がいいぞ」

 連中はきっと自分たちが内臓の外部器官に過ぎないと考えているのだ。

── 小田嶋隆『我が心はICにあらず』より。

☆ 夏の女 のそりと坂に 立っていて 肉透けるまで 人恋うらしき

── 佐佐木幸網。

☆ この夏、UVとお前をカット。

── 田上よしえ。

☆ 44回目の夏が来た。いま、何故か日本人は、そういった記憶を努めて消し去ろうとしているように見える。世代が交代していくのを利用して、そういった記憶は残さなくてよい、もっと楽しいことだけ考えましょうや、という方向に持っていこうと、誰かがしているように思える。ただ、人は忘れても、土地は忘れない。東京が忘れても、広島や長崎は、絶対に忘れない。沖縄も忘れない。そして、その土地以外の人間が忘れずにいるためには、その土地を訪れることだ。修学旅行で海外なんかに行かなくてよい。そういったことは、もっと後に自分自身の力で体験すればいいことだ。それより、できるだけ若いうちに、広島を見ておくべきだ。原爆記念館、資料館を訪れるべきだ。知らなければ忘れることもできない。まず事実を知り、それから、忘れたい奴は勝手に忘れればよいのだ。

── 景山民夫『だから何なんだ』より。
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追悼

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 いろんなところで貼られているレス・ポール氏出演のCM。

 彼が死ぬまで、彼が生きていることも知らなかった。ごめん。m(_ _)m。




 つまり、「レス・ポール」が人の名前であることすら知らなかったのです。

 ごめんごめんごめん。m(_ _)m

 きっと私は、あなたにたくさん助けられてます。

 そして海老沢泰久氏。



美味礼讃


F1地上の夢

 『美味礼讃』は辻調理師専門学校(「辻学園TEC日調」とは全くの別組織)の実質的な創始者・辻静雄の伝記的小説。料理小説としても青春小説としても楽しい。
 私が昔、たまたま辻静雄氏が書いた『ソースの本』(婦人画報社・絶版)を読んでいたく感動したという話は何度か書いてきた。その彼の若かりし時を生き生きと描いたこの本は、とても面白かった。

 『F1地上の夢』はホンダのF-1挑戦のドキュメンタリ的小説。
 これもまた、心躍る作品だった。

 上記2冊からの「名言」で、氏への追悼としたい。

☆ 心の傷を治すには、その原因となったことがらを忘れてしまうのが一番の早道だ。
── 海老沢泰久『美味礼讃』より。

☆ 「お世話になりました。食事代と宿泊代を精算してください」
 しかし彼女は最初の日と同じように、笑ってそんなものはいいのよといっただけで、結局1フランも受け取らなかったのだ。辻静雄は何といっていいのか分からなかった。
 ボギューズの店にもあれから何度も行ったが、彼も1フランも取らなかった。おまけに彼は自分の仕事を放って、こうして運転手までしてくれていた。だが辻静雄は、M・F・K・フィッシャーやサミュエル・チェンバレンに対してもそうだったように、マダム・ポワンにもボギューズにも報いるものが何もなかった。何も持っていないというのはつらいことだった。

── 海老沢泰久『美味礼讃』より。

☆ その気があるなら、いまから古い文献を買っておくことだね。いまならまだ、本当にそれを読もうという人が買える。しかし、もし買うだけで読まない連中が集め出したら、手もつけられなくなる。

── 海老沢泰久『美味礼讃』より。

☆ 食べる客がいなければ、コックは料理を作れないのである。

── 海老沢泰久『美味礼讃』より。

☆ エンジンというのは、そもそも馬力を出すための機械なわけですよ。ところが大気汚染問題が出てからは、馬力はあまり出しちゃいけねえということになっちゃった。馬力を出すということはガソリンをたくさん燃やすということですから、時代に逆行するわけですね。それで、それまではリッターあたり100馬力以下じゃエンジンじゃねえなんていってたのが、リッター50馬力じゃちょっと出しすぎだなんてことになりはじめた。CVCCエンジンはその代表でね、最初のやつなんか2リッターで50馬力しか出さなかった。そんなのエンジンじゃないですよ。

── 川本信彦。海老沢泰久『F1地上の夢』より。

☆ みんなも感じていると思うが、今年はホンダがワールド・チャンピオンになれる最大のチャンスだと思っている。われわれはいま、そういうところへきつつある。チャンピオンになるのは、おれたちばかりじゃなく、本田宗一郎顧問をはじめ、ホンダの人間全員の夢だ。きみたちは、それが実現できそうなときに、選ばれていまここにいる。昔やった人も、途中でやめていった人も、本当は全員いまここにいたい気持だと思う。しかし、いまここにいられる幸運を持っているのはきみたちだけだ。そのことを肝に銘じて、今年は仕事以上の使命感をもってレースに臨んでもらいたい。

── 桜井淑敏。海老沢泰久『F1地上の夢』より。

☆ 電見た。ホンダはホンダ自身の道を進む。

── 中村良夫。海老沢泰久『F1地上の夢』より。F1初参戦直前に契約を破棄してきたロータスのコーリン・チャプマンへの返電。

☆ どんなに速く走れる車でも、時間までにスタートラインにつけなければ走れないのである。

── 海老沢泰久『F1地上の夢』より。

☆ 吾が本田技研の使命は日本産業の啓蒙にある。

── 本田宗一郎。海老沢泰久『F1地上の夢』より。1954.03.20.従業員に対し行なった〈宣言〉。T.T.(ツーリング・トロフィー)レースへの参戦を宣言した。
 

突然食いたくなったものリスト:

  • C.C.Lemon ZERO

本日のBGM:
ズムシティにおける演説 /ギレン・ザビ






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離婚

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 ふと思い出した名言。

☆ 私は ── 正直云って ── 解りません。例えば信頼している人がいて、その人が罪を犯したとして、罪を犯すのは悪いことですから、罰せられるのは当然なんですが ── 本当に信頼しているなら、その人には法律を破らなければならない程の事情があったのだろうと、そう思うんじゃないでしょうか。なら仕方がない、ちゃんと罪を償って来てくださいと ── そう思うでしょう。反対に自分を信頼してくれている筈の人がいて、その人が犯罪を犯したとしたら、どうして行動を起こす前に相談してくれなかったのか、とても悔しく思うだろうとは思いますが ── ですから、有罪か無罪かなんてことは、それは世間的には大変な問題なのでしょうが ── 夫婦の間では大きな問題じゃないです。だから、それよりも寧ろ ── 無罪でも有罪でも ── 夫婦であることに変わりはありません。罪を犯したから離縁するとか、犯してないから離縁しないとか ── そんな馬鹿な話はありませんでしょう。そんな理由で添っている訳ではないですから ── 命さえ ── 取られなければ。
── 京極夏彦『塗仏の宴―宴の始末』より。

突然食いたくなったものリスト:

  • ベビーチョコ

本日のBGM:
ライオンは起きている /朝倉紀幸 & Gang






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フェアではない勝負で負けてくよくよしても仕方がない。

堀江貴文『僕は死なない』より。


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