音楽の名言4/4

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 音楽とかそのへんです。

 なんか、3/4に比べてえらいバランスの悪い分量になったけども。(^O^)

音楽の名言1/4
音楽の名言2/4
音楽の名言3/4

 

☆ レコード屋からの帰り、早くジャケットの中を見たくて、電車の中で広げたいのだけど、ちょっとはずかしい。
── 早川義夫『ラブ・ゼネレーション』より。

☆メディアはいつも同じ道をたどる。世間一般に昔及して一人前になると、発生当初の横紙破りをやめて、常識に媚を売るようになるのだ。テレビもマンガ雑誌も怪獣ドラマもゲームも、皆そうだった。怪獣ゴジラは良き父となり、ロックンロールは人生の応援歌になり、わがパソコンはまんまと「ビジネスマン必携の情報ツール」となりおおせた。
 まったく、更生した不良ほど見事に保守的になりやがる。
── 小田嶋隆『パソコンゲーマーは眠らない』より。

☆ 昔、米軍キャンプで演奏する時って、白人はハードロック、黒人はソウルをやらなければ怒るんだが、サンタナをやると黒人も白人もノリノリだった。つまり、キャンプ上がりのスタジオ・ミュージシャン(結構多い)は経験上サンタナみたいなギターが得意になってしまう。
── 松原正樹。『歌謡曲完全攻略ガイド【'68-'85】』より。

☆ 黎明期、ロックをやろうとする人達は、一様にラブソング的ではない表現にこだわっていた。あるいはラブソングなど恥ずかしくて書けないような体質を持ったものだけがロックをやっていた時代だったのかも知らぬが、フォークや歌謡曲じゃねェんだからよォ、という確固たる意識があったのは事実である。実は私など、いまだにロックとは非ラブソングがラブソングに打ち勝つことだと信じているところがある。ロックもポップスもフォークも歌謡曲もつまるところ流行歌である、という意見はもっともだけれど、そういう物わかりの良さとはどうしてもなじまぬ何かを感じさせてくれるのがロックの真髄なのではないか。
── 近田春夫『考えるヒット2』より。

☆ 歌いたい時歌うんだと思う君は、歌いたくない時に歌わないことがほんとは歌っているんだとも思わなくてはならない。
── 早川義夫『ラブ・ゼネレーション』より。

☆ あのビートルズの膨大な遺言状は今まさに単なる死亡届に等しい。しかしS・ワンダーの遺言状は書いては消され書かれてはまた訂正される生命の証しであり、現代病のカルテである。そして彼は今後も遺産で食いつないでゆく気はさらさらないであろうがごとく、黒人演歌のロウロウとした世界を生で歌っているのだ。
── 桑田佳祐『ケースケランド』より。

☆ 楽器は身体の中で一番敏感なところだ。
── 早川義夫。Webサイト『早川義夫公式サイト』より。

☆ 素晴しすぎて発売出来ません。

── 東芝EMI。

☆ 人に書くときは歌わなくていいからね。はっぴいえんどだったら、自分で歌わないといけないから。そのギャップは未だにあるよ。インストが好きなのも、そのせいかもしれない。やっぱり歌の巧い人に歌ってもらえるときって、違う風に脳が働くじゃない、作曲の。
── 細野晴臣。Webサイト「風待茶房」より。

☆ 今時、自作自演のヒトを除けば、歌はプロデューサーの持ち物である。
── 近田春夫『考えるヒット2』より。

☆ 空席があってもいいじゃないかという考えは間違っている。空席があるということは、舞台にすきま風が流れるのと同じだ。
── 早川義夫『ラブ・ゼネレーション』より。

☆テレビ、出たくない。
 コンサート、やりたくない。
 とはいうもののさ、結局、人前で歌うっていうのは仕事の原点だからさ、適当にやるけど。本当はレコードだけでも食っていけるんだろうけど、何か嫌いなことひとつくらいやっていないと申し訳ないかなって気もあるしね。
── 井上陽水『綺麗ごと』より。

☆ 私も含めて日本人の多くの人が認めてしまうのがとても苦手なポールの魅力を、ストレートにスムーズに感じ入ることができたら、いわゆるアフター・ザ・ビートルズの時代も、もっと大きく素晴らしく変わっていたことでしょうねェ。
── 桑田佳祐『ケースケランド』より。

☆ 我々はオンライン音楽販売のマイクロソフトだ。
── スティーブ・ジョブズ。

☆ 勿論、歌なのであるから、なかで歌われるコトバに現実的な辻褄を求めるのは、間違っている。しかし歌とは、夜見る夢がそうであるように、どんな矛盾も継ぎ目も一切気にならぬものでなければ困る。
── 近田春夫『考えるヒット2』より。

☆ 演歌にあってJポップにないもの。それはタメ息だろう。
── 近田春夫『考えるヒット2』より。


大瀧: で、松本の詞っていうのはまばゆいわけだ。それを歌うっていうのは、どこが光ってるかどこが光ってないか、白黒映画の陰影の見せ方みたいなものに気配りしなきゃダメなんだよ。それは水面がきらきら光ってるようなものだから。乱数で光る。だから必ずこの1行は光ってる、とかいうものじゃないんだ。それを表現できる歌手は世の中にそうはいないね。だから、おれはのんべんだらりとした詞がくると歌いづらいんだ。大きく太くくくった詞は張り合いがない。でも松本の場合は1小節の中に白と黒の光がぱらぱらぱらって光るんだ。ここは明るい、ここは暗いって。そして、そういうふうに丹念に歌わないと詞が生きないんだ。生きないというか、さらなる魅力を増さないというか。自慢じゃないけど、おれは最初っからそれがわかってたんだ。
松本: 最初って?
大瀧: 「十二月の雨の日」から。おれは前々から自分のことをヴォーカリストとして歌がうまいと思ってたんだ。だから、松本の詞を歌うようになって ── この話もカットだよ(笑) ── 「はいからはくち」にしても「十二月の雨の日」にしても、一度全部ローマ字にしたんだ。音(おん)で分解する必要があったから。そのローマ字の母音と子音を見ながら、どこを光らせてどこを暗くしてってやって、歌うときは全部当然忘れるんだけど、完全な没我状態になれる前までリフレインするんだ。並大抵のことじゃないよ。
松本: 母音を明るくしてとか?
大瀧: 母音を明るくして子音を暗くするのはあたりまえなんだけど、たまにひっくり返したりね。子音も強くするのと引っ込めるのと考えて。だから松本・大瀧作品で大瀧が歌ったものは絶対に飽きない。それはなぜかというと、キラキラ光る部分が毎回違うように、乱数になるように仕掛けてあるから。他の人が歌ってもああはならない。
── Webサイト「風待茶房」より。大瀧=大瀧詠一、松本=松本隆。

☆ ......で、松本隆の笑いのセンスの話だよ(笑)。だって「イエローサブマリン音頭」って松本隆の最高傑作じゃん。あれを松本・大瀧作品のいちばんにしたいんだけど、作曲者がおれじゃないもんなあ(笑)。それがすごく悔しい。
── Webサイト「風待茶房」より。

☆ 歌えるなら歌う必要はない。歌えないから歌うのだ。
── 早川義夫。

☆ 歌の本質は、悲しみを忘れさせるためにあるのではなく、悲しみを忘れさせなくするためにある。
── 早川義夫『ラブ・ゼネレーション』より。

☆ やっぱり歌謡曲のメッセージの方が強くなっちゃったからね。松山千春よりキョンキョンのメッセージの方がね。だってあれはメディアをともかくも1から10まで使いきってるでしよ。1人のタレントとかアーティストを売ろうと思ったら、これだけあふれるコマーシャルやテレビを使っていった方が逆にメッセージ出来てしまうという器用さと危険さの裏表だね。
── 桑田佳祐インタビュー集『ブルー・ノート・スケール』より。

☆ 昔......誰かからこんな話を聞いた。ロックやってると、27歳で死ぬってな。ブライアン・ジョーンズ、ジャニス・ジョプリン、ジム・モリスン......ジミ・ヘンドリクス.........。なんとなく、俺も27歳で死ぬんだろうと思ってた.........。ところが28の誕生日をむかえちまって......。ガックリきたよ......何だ、俺はロッカーじゃなかったのかって.........。だけど、ジジイになってもロックやってるすごい奴は山ほどいる。死んだらすごいって考え方は......やめた。
── 浦沢直樹『20世紀少年』より。

☆ 一応有名になったバンドというのは、なかなか本当の意味の解散ができない運命にあるんだよね。なぜなら、この業界で生きていく限り、元 ── 元 ── のメンバーってことがついてまわるから。
── 関口和之。桑田佳祐『ケースケランド』より。

☆ クリエイティブにノスタルジーなし。
── 近田春夫『考えるヒット』より。

☆ 日本の曲でサウンドに面白みのある曲ってあんまりないんだよ。みんなよくできてるんだけど、大体、すごーくきれいでソツがない。自動車評論家がトヨタのクルマに感じるようなものっていったら近いかもしんない。
── 近田春夫『考えるヒット』より。

☆ こんなものでどうでしょうか。という態度をなくすこと。自分で満足してないんだったら、出しても無理に決まっている。貴方にとって満足するものだったら、きっと他者に通じるものだ。雑音を入れてはいけない。貴方にとって自己満足の歌をつくればいい。だって、自己満足なんていうのはめったに出来はしないんだから。
── 早川義夫『ラブ・ゼネレーション』より。

☆ 伝えたいことと、伝えたい人がいれば、歌は生まれてくる。
── 早川義夫。

☆ でも、もうこういう仕事はあまりしたくないですね。だって、たとえばヒューイ・ルイス&ザ・ニュースと仕事する場面で、「クワタよ、一緒に『いとしのエリー』と『勝手にシンドバッド』をやろうよ」なんて言われたら、俺はやっぱりイヤだもん。だったら新曲作って一緒にやりたいって言うよね。昔録った記念塚じゃ、俺はやっぱり面白くないですからね、どうしたってね。
── 桑田佳祐『ただの歌詩じゃねえか、こんなもん '84-'90』より。「こういう仕事」とは、「いとしのエリー」をレイ・チャールズがカヴァーしたこと。

☆ ボクは長い間司会をやっいたけど、そこで話す事によりミュージシャンのプレイが変わる。そこでボクの話がまた変わる。これがジャズだと思うし、評論行為とはこの対応関係にあると思うんですよ。普通の評論家は、自分は演奏してないっていうコンプレックスがあるから一寸批判されるとすぐ引っ込んじゃう。そんな時"冗談じゃない、オレはジャズをやってるんだ"と言い切れない評論家は止めた方がいいと思う。
── 相倉久人。

☆ 陽水はフォークでもロックでもなく、かといって歌謡曲でもない音楽を提供してきた。それを一括りにポップスと言ってしまえばそれまでだが、それなら陽水のようなポップスがかつて日本の音楽界に存在しただろうか? 否、やはり陽水の音楽は叙情的な詞、美しいメロディ、そして卓越した歌唱力が渾然一体となり生まれたものであり、彼独自の音楽なのである。まさに陽水はニューミュージック、新しい音楽であり、ニューミュージックは陽水の存在によって育まれてきたのである。やはり陽水の音楽はそういった意味では、ニューミュージックそのものであったといっていいだろう。
── なぎら健壱『日本フォーク私的大全』より。

☆ ファンというのは気まぐれで信じられない者でもあり、同時に、信じ得る唯一の存在でもある。
── カルメン・マキ。Webサイト『カルメン・マキ公式サイト』より。

☆ 練習をしないスポーツ選手はおらん。じゃあヴォイストレーニングをしない"歌手"があり得るか?
── クワトロ。

☆ 昭和50年代、まだ私が子供の頃、五木ひろしや八代亜紀に我慢しながらお目当ての歌手の登場まで待つ、のが歌番組の視聴というものであった。子供が五木ひろしに耐えていたように、大人もまたフィンガー5を耐えていたのだろう。この我慢しながらも観ている状況こそ、曲が流行っていく過程を共有していたことだったのである。
── ナンシー関『何を今さら』より。

☆ 岡林君がいなくなったってたいしたことじゃない。君は結果しか見えないくせにさわぎたてている。もっとたちの悪いのは「岡林君か、失踪するんじゃないかと思ってたよ」とあとからもっともだと無表情ぶる奴は、どうしようもない。僕たちが岡林君をうけとめるのは、岡林君がいるかいないかの問題じゃない。
── 早川義夫『ラブ・ゼネレーション』より。

☆ たまたま店頭にて、ジャケットが気に入ったからというミーハー的購入意欲だけで、なんらレコード屋さん側としても「これイイからよ!!」みたいな扱いも無く、すみっこのアフロ・コーナーに私だけを見すえるようにチマーッと置かれてあったのを、まるで万引きでもするかのように、ひっそりとスリリングに「下さいな」と、レジの綺麗なネエさんに差し出したわけです。
── 桑田佳祐『ケースケランド』より。

☆ でも「はいからはくち」は曲はすぐできたね。たぶん詞を肩越しに渡される瞬間にできてたと思うな(笑)。
── 大瀧詠一。Webサイト「風待茶房」より。

☆ やっぱり、ロックというのは何もないところから、なにかをつかんでいこうという姿勢だと思うの。そういった意味じゃ、今ってロックのない時代なんじゃないかな。物質ばかり豊かで、若い人達がロボットみたいになってるでしょう。まるで主体性がなくなっちゃって。そんなところにロックが生まれるはずがないのよ。
── カルメン・マキ。

☆ 歌をうまく歌える人は、自分が歌がうまいと知っている人です。いい声で歌える人は、自分がいい声を持っていると知っている人です。いい声を持っている人ではありません。
── 岡村喬生。

☆ フォークということばは、軽くなりすぎた気がするな。前は臭いがあり、さわれば汚れる感じがあったんだけどな。
── 友川かずき。

☆ 昔、ある本に感銘を受けた時、歌や映画に感動した時のことを思い出してほしい。好きになった人のことを思い出してほしい。まさか、奥付を点検してから好きになったのではあるまい。スピーカーがよかったからとか、1刷だったからとか、刷部数が少なかったからとかいうことで、感動したのではない。全然、別の問題なのである。ただ、いつも、側にいて欲しいと思っただけなのである。
── 早川義夫『ぼくは本屋のおやじさん』より。

☆ おれは「日本語なんかロックに乗るわけがない」って反対してたんだけど、その後、(雑誌の"日本語はロックに乗るか否か"をテーマにした座談会、俗に言う"日本語のロック論争"で)裕也さんに同じことをおれが言われることになるとは夢にも思わなかったね(笑)。最初に自分が言ってたこととまったく逆の弁明の矢面に立たされてるっていう、あの構図はおかしかったな。
── 大瀧詠一。Webサイト「風待茶房」より。

☆ 東京に出て衝撃を受けたのは、ジャズと落語でした。これは田舎にはないリズムなんですね。
── 神崎宣武。民俗学者。

☆ ギターを弾くより引き金を引くほうが簡単だ。創ることより壊すことのほうがね。
── 映画『デスペラード』より。

☆ 作品がいとも簡単に僕の頭に思い浮かぶ、みたいに言う人たちは間違っている。保証するけど、親愛なる君、僕ほど時間と思考を作曲に注いでいる者は誰もいない。有名作曲家の作品で僕が何度も繰り返してこつこつと研究しなかったものはないよ......。
── W.A.モーツァルト。友人に送った手紙より。


フォークは忘れようと唄い
ロックは忘れろと唄い
歌謡曲は忘れられないと唄う。
フォークは広がろうとし
ロックはころがろうとし
歌謡曲はもぐろうとする。
フォークは歌おうと呼びかけ
ロックは歌うなと呼びかけ
歌謡曲は目を閉じる。
フォークは希望を歌い
ロックはイメージを迫いかけ
歌謡曲は絶望から出発する。
フォークは体験前を歌い
ロックは体験中を歌い
歌謡曲は体験後を歌う。
ゆえに、フォークは前を向き
ロックは踊りながら
歌謡曲は背を見せて歌う。
── 早川義夫『ラブ・ゼネレーション』より。
 

突然食いたくなったものリスト:

  • 名もないおかず

本日のBGM:
Things We Said Today /THE BEATLES






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