久々に続き物でやります。
今回は音楽とかそのあたり。
☆ 演奏している人が音楽家なのではない。感動する心が音楽なのだ。 ── 早川義夫。Webサイト『早川義夫公式サイト』より。
☆ こうさ、音楽っていろいろな場所で聞くものだし、流れているものでしょ。そのへんで言うと、すごいのはパチンコ屋だろうね。パチンコ屋、飲み屋でいかに人の心を捉えるか否かってことが、音楽にとっちゃいちばん難しい道なんだよ。そこを乗り越えられたらすごい曲だよね。 俺は変な話、パチンコ屋で聞いてよかったって言われたりするの、嬉しいね。 パチンコ屋は、音楽をふるいにかけるのに最高の場所だよね。だって、テレビなんかで聞くと何でもない曲が、パチンコ屋だとグッと耳に飛び込んできたりするんだよね。救われたような気分になったりして、HAHA。 それでいくと、中島みゆきは圧倒的に強いね。明菜の『飾りじゃないのよ涙は』、あれもいけると思うけどね。 ── 井上陽水『綺麗ごと』より。
☆ 今日ではほとんどの若い人が、音を聞くことでいとも簡単に、そのコードをコピーしてしまえる。ギターが圧倒的に普及した結果だろうか。少なくとも学校の音楽教育のせいではないだろう。 ── 田川律『日本のフォーク&ロック史』より。
☆ 生演奏を披露したミュージシャンの中では、ローリング・ストーンズとユーリズミックス、それからサンタナが頑張っていた。うん。ロックは還暦のための音楽になってきたってわけだ。たぶん、立ち位置としては、テレビ東京の「演歌の花道」みたいなポイント。すなわち崖っぷち。 ── 小田嶋隆。ブログ『偉愚庵亭憮録』より。
☆ なんで歌謡曲のリミックスをやって面白くならないかというと、音楽の構造で楽しめない音楽だからなんだよね。 ── 近田春夫。
☆ 音楽の再生手段の進化/ハイファイ化というものは、すなわち再生音を原音に限りなく近づけることと同義である、とぼくたちは単純に信じ込んできた。でも、いまやこれは明らかに誤解なのだ。実際、コンサートホールの客席で聴く「ナマの音楽」は、ハイファイで再生された音楽のようには絶対に聞こえない。スピーカーやヘッドフォンで聞くように、左手前から第一ヴァイオリンが聞こえ、右奥からトロンボーンが聞こえる ── なんてことはけっしてありえず、すべての音がトータルな音塊となって、あらゆる方向から迫ってくる。つまりオーディオ機器の広告にあるような「リアルな臨場感」だの「クリアな音像」だのというものは、実は、機械的・電気的に合成されて初めて存在できる架空のリアリズムであり、現実にはどこにも実在するはずのない音楽なのだ。 ── 山崎浩一『退屈なパラダイス』より。
☆ 性格から音楽が出てくるわけではない。 ── 勝木ゆかり。作曲について。
☆ 歌謡曲歌手といっても、今みたいに小さいときからアイドル目指して養成学校にせっせと通うなんてことはなく、皆ジャズ、カントリー、声楽から民謡・浪曲までそれぞれルーツを持っていて、その上で歌謡曲に入ってきていた。特にジャズ出身(この場合、ラテンやハワイアン等も含む)が多く、フランク永井もその名前からしてジャズ系の人だった。70年代に入ると旧世代の人たちが一緒くたにされ、演歌などというジャンルに入れられ、その役割だけをやらされるようになってしまった。でも、皆モダンでお洒落な人たちだったのです。 ── 大川俊昭。『歌謡曲完全攻略ガイド【'68-'85】』より。
☆ 出す必要性のない音、出さなくても済むことのできる音、意味のない音は、音楽じゃないと思うのである。 ── 早川義夫。Webサイト『早川義夫公式サイト』より。
☆ 私たちみたいなオジサンのトシになると、好きだったバンドは全部解散してて切ないよね。 ── リリー・フランキー。Webサイト『テレビ・ラジオ・芸能1000ネタ大行進』より。
☆ もはや"ロック=不良"みたいな体育会っぽい発想が、まかり通るほど世の中全般可愛くもなんともねェとは思うが、例えば『グラミー賞』でエラ・フィッツジェラルドとM・T(マンハッタン・トランスファー)のアカペラ・スキャットを見た時、俺はどうしたらいいのか分からなくなってしまった。つまり見て聞く立場としての余裕が全部吸い取られちまったのである。これは感激だった。だから隣のやつ突っついて「良かったねェ」どころではない。思わずTVの前で踊った......それしか憶えていない。 本当の意味でこういうことが早く我が日本のシーンの中で現実となることを願って、俺達アーティストはもうちっと頑張んべェと思う。まだまだジャパニーズ・オーディエンスには余裕があり過ぎる。「過激」というより、単に「感心」といったニュアンスに近い気がする。 ── 桑田佳祐『ケースケランド』より。
☆ : やっぱりね。典型的なプレBRS症候群だわ。 : そいつは何だい? : プレ・ビートルズ&ローリングストーンズ症候群。自分の音楽の好みを彼ら以前の段階で停止させちゃった中年のことよ。 : ビートルズは嫌いじゃないよ。 : でもメロディアスなのが好きなだけでしょう? 『ミッシェル』とは『イエスタデイ』とか。 : ああ、そう言われればそうだな。 : で、ストーンズで許せるのは『テル・ミー』や『アズ・ティアーズ・ゴー・バイ』あたりなのよね。 ── 景山民夫『虎口からの脱出』より。
☆ オギャアと生まれたその瞬間がほんとの叫びで、それ以上のロックンロールはない。 ── 遠藤賢司。
☆ 生きろ、そう叫びながら心臓はビートを刻んでいる。 ── 村上龍。
☆ Other bands play (他のバンドは演(や)る) Manowar kill! (マノウォーは殺(や)る) ── MANOWAR「Kings Of Metal」の歌詩。上記訳はさこた☆はつみ。
☆ 僕たちは、ビートルズを知りたくてビートルズを聴いたのではない。自分が何者なのを知るために音楽を聴いたり創ったりしているのだという思想がまさにロックだった。 ── 早川義夫「エッセイ9 音楽には感動というジャンルしかない」より。 |
突然食いたくなったものリスト:
本日のBGM:
Invisible Touch /GENESIS
http://www.youtube.com/watch?v=epOBenUjIHw

小田嶋隆さんの言葉がなんか沁みます。
あと、マノウォーのマノウォーさ加減も粋だなぁ、とか。
>poohさん
>小田嶋隆さんの言葉がなんか沁みます。
なんか、こんなこと昔は思いもよらんかったんですけどね。
ほんと、愕然とします。(^^;
>マノウォーのマノウォーさ加減
たまりませんね。(^O^)