リサイクルがいいことのように言われているけれど、いやいいことではあるのだけども、Recycleというのは3R(Reduce Reuse Recycle)の中では一番エネルギーコストがかかり、つまり環境負荷が大きく、Reduce Reuseができなかった時の「最後の手段」とも言える。
そういう意味では、ガラスで言えば一升瓶やリターナル瓶が最強で、次にリサイクルがきく色なし瓶。リサイクルすらできない色つきのワンウェイ瓶が最悪、ということになる。
で、実は見落とされがちだが、ワンカップ酒の容器というのは一升瓶にも対抗し得る素晴らしいガラス容器なんじゃなかろうか。
ワンカップ容器が一升瓶などのリターナル瓶と違うのは、リターナル瓶はメーカーが再利用するのに対し、ワンカップ容器は家庭でユーザーが再利用するところ。だから普通のワンウェイ瓶とも性格が全く違う。
コップというのは日常的に使うものであって、これを使い続けることによって他のコップの購入も抑制できる。
しかしそれでもワンカップ容器を使わずに捨てる(ReuseではなくRecycleへ)人も多い。
その中には、普通に使うにはいかにもセコく感じられるから、という人もいると思う。
例えば某南州軒というバラック小屋でやっているラーメン屋はこのワンカップを水分補給用コップとして制式採用しているが、どうしても「安物感」はにじみ出てしまう。
この雰囲気を嫌がる人は少なくないと思う。
だから彼らに「捨てずに使いたい」「置いててオシャレ」と思わせるようなステキなものを作ることができれば、こんなにいいことはないと思うんだよなあ。
ステキな瓶は世の中にたくさんある。でもなかなか使いようがない。一輪挿しもそんなにたくさん要らないんだ。むしろお洒落な瓶を作る⇒個性的すぎてリサイクルがきかない という悪い結果を生んでいる。
というわけで大関さん、1.5倍もいいけど、ムッチャお洒落で思わず家で使いたくなるようなワンカップ容器を開発してくださいよ。ワンカップ容器はそういう意味で大きな可能性を秘めている。
資源問題以上に、日本文化に貢献すると思うんだ。それって。
薩摩切子のワンカップ芋焼酎とか。(^O^)(^O^)
......いやまあ、ワンカップというのはユーザー層から考えてもそのほとんどがコスト勝負だからなかなか難しいとは思うけども。
でも、いろんな路線があっていいじゃないか。
・カップ酒はたくさんあれど、デザインがいいのはほとんどないなあ(リンク先は楽天)
| ☆ リサイクルより大切なことは、使い続けることです。 ── 森博嗣『すべてがEになる』より。
☆ 中身もいいけど、器もいいねえ。 ── 古今亭志ん朝。
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突然食いたくなったものリスト:
- お好み焼き
- 赤いきつね
本日のBGM:
お前を助けに行く /上田正樹とサウス・トゥ・サウス
You've Got A Friend /Carole King

生産しないのが環境に一番良いのは明らかですが、商売にならないので論外。
次善策は再利用だけど、売上が落ちるのでこれも採用しがたい。
商売上、リサイクルが優先されるのは必然ですね。
酒を売る商売か、容器を売る商売かで大きな違いはあると思いますけど。
ワンカップ容器の利用者の別用途への再利用は、酒造メーカーの商売には直接影響はないかと思いますが、代用品を使われる食器メーカーへの影響はあるかもしれません。というより、打撃を与えるほどの影響が無ければ、環境への良い影響も知れているということかもしれません。
こんなことを考えていると、本気で環境に良いことをしようとするのは、大変な覚悟が必要だと感じます。
その昔(と言ってもバブル末期ごろ)、大学に金は来ず、ワンカップをビーカー代わりに使って実験しているってのが全国で見られたと一部で話題になっていました。哀しいReuse。
それはそれとして、日本文化に貢献、とまではいいませんが、ちょっと気の効いたカップの酒だったら、多少高くても結構売れるんじゃないですかね。少し前から、安酒じゃなくて、全国の地酒をワンカップにして売るって流行ってるみたいだし、ぜひその流れでやってほしいなあ。
今日、台所を片付けながら「瓶ビールと缶ビールって、どっちが環境にいいのかなんて議論が昔はあったなあ」なんて思い出してました。しかし、うちは発泡酒に完全に切り替わっているのでビン入りという選択肢がないです。
ところで、うちには奈良美智のイラストがついたワンカップがあるですだよ。
ググったら、いろいろ情報を集めてるページがあった。
http://www.kanshin.com/keyword/951839
あ、これこれ。このセット。
http://www.joppari.com/shouhin50.html
赤い家型のパッケージといい、価格といい、贈答品として利用され、使い続けることが前提になっているのだろうと思いますです。でも中身を飲み終えた後、どこに行ったかわからなくなっちゃった(^^;;
こんばんは。
ワンカップでは無いのですが、うちではモゾロフのプリンの容器をコップとして使っています。しかも結構な数を。このプリン、偶に頂くものなんですけど、丈夫で滅多に割れない(そう言う意味では最強)ので、ずっと食器棚に鎮座いたしております。
デザインは実用本位というか、一目で分かるものです。安物感は余り無い気もしますが、決してお洒落なものではないですね。
ただし、気が付くと増えているので、いつの間にか普通のコップよりプリン容器の方が多くなっていたりします。
>zororiさん
「環境」という視点以上に、「もったいないじゃないか」というのと「使うならオサレなものの方がいいじゃん。いろいろあると楽しそうだし」という部分が大きいですね。
これで「環境」の方に貢献しようとすると、仰るとおりかなりの「覚悟」が必要となるのだと思います。
でもそれを目的とせずとも、「結果的に」ちょっとは貢献してたかも、くらいでもステキだと思うんですよねえ。
>FSMさん
>哀しいReuse。
。。・゚・(ノД`)・゚・。
>少し前から、安酒じゃなくて、全国の地酒をワンカップにして売るって流行ってるみたいだし、ぜひその流れでやってほしいなあ。
ですよねえ。地酒なんてまさに、そういう付加価値で勝負できると思うんですよ。なんだったら役所や地銀が仲介役になって、地元の硝子工房や地元出身のデザイナーとかとコラボしたり。(^O^)
だってもし「グラスの底に顔があってもいいじゃないか」の岡本太郎グラスがワンカップだったら(^O^)、私は絶対飲みますもん。\(^O^)/
まあそんなビッグネームでないとしても、若いデザイナーの登龍門であるとか、いろいろあると思うんですよねえ。
頑張れば日本酒需要の喚起すらできると思うのですが。
>亀@渋研Xさん
グランプリの沢の鶴「吟醸ひとはなぐらす」、いいじゃないですか。
http://www.sawanotsuru.co.jp/products/gin_hitohana/index.htm
>でも中身を飲み終えた後、どこに行ったかわからなくなっちゃった(^^;;
食器棚ではなくコレクション棚に行ったのでは? それもまたよしですよ。(^O^)
>摸捫窩さん
モロゾフの容器は使っちゃいますよねえ。(^O^)
ケーニヒスクローネの壺とかかん袋のタッパーとか(^O^)、お菓子の入れ物はなかなか使いでがありますね。錦松梅の器はさすがに持ってないですが(^^;、そういうのがワンカップでできたらいいのになあ。
……というか、そんなにモロゾフのプリンをもらえること自体がうらやましい。(^O^)
hietaro さん、
「環境負荷」という文字が目に付いてしまって、つい、的外れのことを書いてしまいました。「環境」には食傷ぎみなので。
「もったいない」や「オサレ」は腑に落ちますです。カップヌードルが発売された当時、「この容器は何かに使えるんじゃないか、もったいないね」なんて貧乏性丸出しの会話をした覚えがあります。
でも、最近では、「貧乏」の数少ない財産である「もったいない」までも「環境」に奪われかねない状況で・・・、あー、いかん「環境強迫症」になってしまいました。
>zororiさん
気持ちはわかります。私も「環境」というのを無前提に使われると、「人間の生活(生存)環境ね」といちいち言いたくなりますし、「環境負荷」を含む当エントリの初段で言っていることも、「その目的を達するためにはリサイクルすればいいってもんじゃないんだぞ」という気持ちを込めたつもりです。(^O^)
まあしかし、もったいないだろうと貧乏だろうとなんだろうと、「もったいない」ってのは、溺れてる子供を誰だって助けるように、誰でも持ってる魂の叫びってことで。(^O^)
亀@渋研Xさんご紹介の奈良美智のワンカップ、買ってしまいました。\(^o^)/
いやいや素晴らしい。ワンカップも素晴らしいけど、あの家がまたイイ。
送料が結構するので、トータルではいい値段になってしまうのですが、好きな人には安いものだと思います。
良いものを紹介していただき、ありがとうございました。m(_ _)m
>FSMさん
まさにオサレでいいですねえ。
こういうのなら捨てずに持っておこうと思いますよね。
ただ、コレクターズアイテムっぽくなっちゃうとやっぱり使わないので微妙な気持ちなんですが。(^O^)