ラ産
関西ラーメン産業展2009(2009/06/15~17)に行ってきた。
諸事情により(^O^)、コスプレにて。
とりあえずのメモを、いろいろ箇条書きに。
- このイベントの「特別協力」ってのに名を連ねる日本ラーメン協会は今年もブースを出していた。何をやってる団体なのか依然として全然わからないが、ブースでも特に協会について説明やアピールをしているわけでもなく、去年と同じパンフレット(入会申込み書を折り込んである)をただ配っているだけ。何考えてるんだろうか。
- 麺屋棣鄂は今年は新作発表もなく(去年は「MTG」を発表し、サンプルを配っていた)、かなり地味だった。ただし商談は結構やっていたので、ビジネスとしては何の問題もないんだろう。
- 製麺所は案外、関西圏外から来ていたのが多かった。東京、北海道、広島など。納品の最少ロットはだいたい100~120。冷蔵庫保存で2週間とか大丈夫な麺があるのね。
- 製麺所のサンプルを見ると、去年に比べて太麺が多くなったような気がする。12番とかの極太麺が普通にある。もちろんつけ麺用。まだまだつけ麺ブームは続いているということね。
- つけ麺用の豚骨魚介のスープのサンプルが多かった。中でもエバラ食品の濃縮スープ、宝産業、西山製麺のものが結構よくできていた。この水準のつけ汁を出してる店は普通にある。つまり豚骨魚介のつけ汁は濃縮スープのような展開に相性がいいってことだろう。
- 鰹節屋さんも、魚粉需要はかなり伸びてきているといっていた。特に東京あたりのニーズは凄いのだとか。
- つまりアレだよ。時代は太麺・豚骨魚介(魚粉入り)・つけ麺。そういうことみたい。安易だよねえ。(^O^)
- 私には随分安易に見えるけれど、安易だろうがなんだろうが食べる人が気に入ればそれでいいわけで、商売としてはそのあたりをどう割り切るかだろうな。
- この濃縮スープで濃厚なつけ汁を使って魚粉で風味づけをして、
- 自家製麺or格安麺でコストダウンして「3玉まで同額、600円」みたいなメニューにし、
- ブロガーに「アドバイスお願いします」なんて声をかけて、
- グルメWalkerに登録して
- シャンプーハットてつじにでも紹介してもらえば
- 商業ベースの問題として、太麺は普通に作ると茹で時間が長いので都合が悪い。しかし製麺所のサンプルにはかなり太いのに早い時間で茹で上がる麺が多くあった。なぜか?
- 麺に10%ほどコーンスターチを混ぜると茹で上がりが早いのだそうだ。でもそれって、余分なものを混ぜて増量する(同じ重さの麺の中に含有される小麦粉を減らす)ってことちゃうのか?
- 小麦粉の打粉を売っていた。チラリと見ただけでブースに行かなかったのだけども、どういうことなんだろう。
- 本来打ち粉であるコーンスターチを練り込んで、小麦粉を打ち粉にして......。なんかヘンだよね。(^^;;
- こういうイベントだからやたら試食は多い。しかしなぜかここで配られているギョーザはたいていまずい。それでも去年よりよくなった。
- 去年はギョーザ包み器を出品している会社がいくつかあったが、今回は1つも見なかった。
- プラスチック割り箸も今年はなかった。
- 一般の飲食店でも洗い箸が増えてきているが、ラーメン業界で洗い箸は少しハードルがある。塗り箸だと麺が滑って掴みにくいのだ。だからいろいろメーカーも工夫している。今回見た曙産業のトルネード箸はなかなか凄かった。
箸を鉛直方向に持って(普通に食べるときは水平に持つよね)、上から麺を掴んでそのまま引き揚げても、ちゃんと麺を掴める。全然滑らない。こりゃびっくりだ。ただ、洗いにくそうだということと、そこまでのホールド力が必要なのかというのが少しひっかかりはする。(^O^)
すべって麺が掴めない
↓
なかなか食べることができない
↓
食べるのに時間がかかる
↓
店の回転が悪くなった
まさに負のトルネード(^O^) - ホールド力といえばミドリ安全の靴が凄かった。靴底で特許を持っているそうな。片足に普通の靴、片足にミドリ安全の靴を履かせて、サラダ油を塗りたくってつるつるにしたステンレスの斜面に乗ってもらうというデモンストレーションをしていた。違いは明らか。こんな状態の床でちゃんと止まるなんて、普通の靴では考えられない。ほんとに凄い。この製品は実際、何人もの命を救っているのだと思う。いい商品だ。一般客もこれを買って、みんな王将に行くときは履いて行ったらどうだろう。(^O^)
- チャーハン作り器は今年も健在。面白い。味は、チャーハンのうまい店よりは下で、下手な店よりは上。つまり、これを導入すればよくなる店は多い。
- 日清製粉で試食させていた全粒粉入り麺は全粒粉が40%も入っているというのに味・歯応えが抜群によかった。さすが日清製粉。凄い。
- ホッコクは「どさん子」から始まって現在は「みそ膳」が一番押しのブランドのはずだが、ブースでは「藤平」がメイン扱いになってた。(今年、破綻した藤平をホッコクが引き受けた)
- やしきたかじんプロデュースで味の時計台が作った「大阪心斎橋ラーメン」(2009/07/01、戎橋筋の味の時計台があった場所で開店)の試食ブースにずっと行列ができていた。サクラか?と思うくらい、他のブースにはない行列がここにだけあった。
- オオタメンは去年は柚子を練り込んだ中華麺のサンプルを配っており、これがなかなかおいしかったのだが、今年はなかった。あの麺は果たして今も存在しているのだろうか。
- オオタメンが出していた今年の麺の中では28番の極細麺が興味深かった。番手の数字は、生地の横幅3cmあたり何本に切るかで表される。つまり28番だと3cmを28本に切るのだから、1本あたりほぼ1.07mm幅ということになる。細い!(もちろん熟成だの茹でだので実際に口に入るときには若干の変化がある) このくらいの麺を話題性だけではなくちゃんとおいしく食べてもらおうとすれば、どうやって食べさせるかを真剣に考えないといけないだろうなあ。こんな細麺ならつけ麺ではなくラーメンてことになるだろうし、ということは作ったそばから伸びていくわけだから、なるべく早く食べてもらわないといけない。テーブルに運ぶ時間さえもどかしいだろう。刻一刻と伸びていくのだから客にも一定のスピードを求めなくちゃいけないし、となるとスープの熱さも考えないといけないだろう。そこまでやって、食べるときにマンガ読んだりしゃべりまくってなかなか口をつけなかったら、殴るな。(^O^)
- 試食をさせるブースがたくさんあるので、お客さんはあっという間にお腹が一杯になる。奥の方にあるブースはちょっと気の毒。
- 米粉麺が出品されていて、中華スープとカルボナーラで試食させていた。ブースには利用例としてパスタ風、うどん風、ラーメン風のさまざまな調理法が紹介されていた。オールラウンドに使用できて「アイデア次第で可能性は無限」的な扱いなんだろう。食べてみるとスパゲッティでも中華麺でもうどんでもそばでもない独特の食感があってよかったのだが、紹介(提案)されているメニューがことごとく「○○風」。スパゲッティのメニューやらラーメンやらを作ってみましたとかいう感じ。でもそんな使い方って、単にスパゲッティなりうどんなりの代用品にしか過ぎないわけで、だったら本家の方がうまいに決まってる。せっかく独特の食感と味があるのに、わざわざ商品を二流品として位置づけることはないだろう。絶対に売り方を間違ってると思う。
- トッピングとして山芋を売っている店があった。うどん用ね。山芋はちょっとラーメンにはダメだなあ。少なくとも大阪では、トッピングに山芋を入れる店(感臨丸・和~めん喰u)はみんな潰れてるんだよね。
- コンサルのブースの営業はキャッチセールスめいてる。きっとサンプルなど人を誘い込む材料がないからだろうけど、業界自体の胡散臭さも無関係ではなさそう。
- コンサルって、「お手伝いをさせていただく」というモノイイながら、結局は「教えてやる」「指導してやる」という部分を売っているわけだから、どうしても自分の立場の「優位さ」を示す必要がある。で、リサーチ力だの時代を読む先見性だの経験だのを過剰にアピールすることになり、それが非常に鼻についちゃったりする。このへんの話についてはまた後日。
- あるコンサル系のブースではなんとビールを振る舞っていた。ワインを扱っている会社が少量の試飲をしているのはあったけども、ここは単に振るまいとして出していた。いいのか悪いのか......。もちろんいただきましたが。(^^;
- コンサルはインターネット時代ってのも煽っていた。ケータイがどうとかも。そりゃ便利かもしれないけど、それしないと生き残れませんッ!みたいな断言を、よくもまあそこまで自信満々でできるなあ、とある意味感心。
- 会場の端っこのブースで、マッサージチェアーの展示販売をやっていた。会場内を歩き回るのは結構疲れるのでここで休んでいる人も数人いる。しかし、これとラーメンとかそばとかは全く関係ない。(^^; 確かこの会社は去年も出していた。なんかもう、わけわからん。
- 鰹節屋さんで、なんとメイドのコンパニオンを使ってるところがあった。しかもみんなかわいい!! マルサヤ、グッジョブ!

凄くかわいい。*^_^* 顔出しがいいかどうかわからんのでぼかしでひとつ。 - 1年前にここで会っただけの営業マンなのに、案外顔とか覚えてるもんだ。向こうはどうか知らないが、「確か去年はあのあたりにブースを出してて、こういう話をしたなあ」みたいなのまで思い出した。人間って素晴らしい。
- カネヨシ商事のアイスオシボリというのがなかなか素晴らしかった。名前のごとくオシボリを凍らせているだけ......なんだけども、生地が弱ければ広げる時に破けてしまうし、布にするとコスト高になってしまうしと、それなりのイノベーションが必要だったみたい。ひんやりとしてて、これからの季節、これならあなたもオッサン拭きをやってみたくなるはず。
- 味の素は今年なんと100周年。
- ミニミニ味の素瓶をもらった。かわいらしくてよろしい。これで「マイ味の素」を持ち歩けるね。マズいラーメン屋で、懐からこれ取り出して振りかけたらどういう顔されるんだろうか? (本気にするなよッ)

マイ味の素 - 味の素は例の小冊子をここでも配っていた。押しまくり。
- 今年ものらやのネコぬいぐるみが会場にいたが、去年と同じく、しばらくすると会場の端っこでぬいぐるみを脱いだ兄ちゃんが汗を拭っていた。無茶苦茶暑いはずで、大変だよ。

抜け殻もかわいらしい
突然食いたくなったものリスト:
- おにぎり(シャケ)
本日のBGM:
Monkey Head - (ハングルなのでよくわからない)
90年代韓国メタルの中ではかなり気に入ってたバンド。この時期だとこのバンドとN.EX.Tってプログレバンドがよかった。MONKEY HEADはちょっとふざけてるけど展開とかメロディが他のバンドより抜きん出ていた。ヒップホップ色とかいらんのだがなあ。ヴォーカルの声が好きだよ。
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はじめまして。
えーとですね、Monkey Head の曲のタイトルですが、Wonsoongee Eongdeongee ですね。ウォンスンギ・オンドンギというのが日本語でいちばん近い発音になりますかね。
意味は、猿尻ですが、祟られて忌わしい尻、といった同音異義語にもなります。
バンド名ともども貫かれているなにかを感じます。
まさかこんなことで初コメントするとは夢にも思いませんでした (本文と関係ない……、すみません)。いつも楽しんでいます。これからも楽しみにしています。
>鄭相勲 さん
はじめまして。m(_ _)m
なんと、そんな意味だったんですか。(^^;;;
ありがとうございます。
長年知らななかったことが、ふと教えてもらえる……こういう時にブログっていいなあと思います。
いつも読んでいただいてありがとうございます。m(_ _)m
これからも楽しんでいただければいいのですが。
これからも、どうぞごひいきに。m(_ _)m m(_ _)m