麺乃家@上本町
── ラーメン屋で厨房を覗き込みながら必死でメモ。ラーメンが出てきたらすかさずデジカメで撮影開始。1口食うことに何やら難しい顔でメモを取る......氏ねラヲタ! ── という御意見にピッタリ当てはまる有名ブロガー(^O^)のワタシが来ましたよ。
久しぶりに麺乃家へ。

「南ってどっちだよ?」っていう人も多いのではないかと。(^^;
2008年『Kansai一週間』ラーメン大賞(※)受賞店だ。
※歴代『Kansai一週間』ラーメン大賞受賞店
| 2004年 | 第1回 | きんせい |
| 2005年 | 第2回 | 龍旗信 |
| 2006年 | 第3回 | カドヤ食堂 |
| 2007年 | 第4回 | 弥七 |
| 2008年 | 第5回 | 麺乃家 |
1年ぶりに訪問した。その間に改装したんだなあ。
店に入ると鰹の香りが襲ってきて、まるでうどん店に入ったようだ。
前回は丹波黒豆つけ麺を食べて、おいしいことはおいしいものの、次は定番のひやあつ18番(¥800)を食べてみようと心に決めていた。
で、1年ぶりにやっとありつけたというわけ。

ひやあつ18番(¥800)@麺乃家
具はメンマ、ほうれん草、ゴマ、ネギ、チャーシュー。
麺は普通の細さ(18番)のストレート。
スープは鶏&魚介。鰹が凄く香る。それとスダチ。
一口目にスダチの香りと酸味が広がり、ゴマの風味が追いかけて、最後に魚介の香りとうま味が残る。
つけ麺というよりはすだちそばみたいなさっぱり感......といえばそうなんだけども。
何だろうなあ。
おいしいけども。
上品すぎるんだろうか。
何かが足りないような。
この店は無化調だそうだ。私が無化調の店で持つ感想には2種類ある。
「無化調でここまでうま味を出すか」
と、
「無化調か。なるほどね」
と。
グルタミン酸過剰のジャンキィさとか脂のギトギト感とかそういうのとは違うレベルで、どうにもラーメン的なアイデンィティが稀薄というか、煮えきらなさが残る。
何なんだろうなあ......。
自家製麺になって4年くらい経つようだが、麺自体はさほど大きな特徴はない。ただ、このつけ汁にはバランスがいいように思う。
ラヲタでない人がイヤがる私のメモ(^^)には、大きくこう書いてるよ。
「おいしいがうまくない」
そうなんだよなぁ。
昼にはライスを無料でつけてくれるんだけども、これもちょっと持て余してしまた。
普通の店のつけ麺だとつけ汁にライスを突っ込む(あるいはその逆)にするとおいしいんだけども、スダチが多くて酸味が強いのでちょっとそういうのには向かないし、じゃあどうやってこのライスを食べるんだと。(^^;;
まあこれは「無料ですから」と言われて「お願いします」と私が言ったのだから文句を言うつもりはない。
とにかくこのつけ汁はおいしいし、それなりに麺にも合ってるんだけども、どうにもこういうもテンションが上がらない......。
あ、そうか。
そうだわ。
このつけ麺に足りないもの。
それは、「また食いたい」と思わせる説得力だわ。
人に誘われたら素直に「行きましょうか」と言うだろうけど、たまに「食いてェ~!」と思ったり人を誘って「どや? うまいやろ?」みたいなふうにはならないんだよなあ。
2008年の『Kansai一週間』ラーメン大賞は第5回だけども、最初の方に個性的な店が取って、5回目くらいになるとトータルの完成度みたいな部分で評価される、一見地味な店が選ばれるという順番もよくわかる。私自身はこの完成度がラーメン(つけ麺)としての完成度とはあまり重ならないんだけど、これはきっと個人のラーメン(つけ麺)観の問題であって、まあざっくり言ってしまえば「好み」の問題だと言ってしまってもいいんだと思う。
誤解のないようにもう一度書いておくけども、クォリティは高いのよ。
うん。
それは間違いなく。
この引っかかりが何か、自分でもよくわからない。
店内の清潔感や店員の働き具合、人当たりなども非常によかった。
でも例えば今、もうこの店のつけ麺が食べられませんって言われても私は全然悲しくないんだよなあ。
そのあたりなのかな。
突然食いたくなったものリスト:
- スイートポテト
本日のBGM:
能古島の片思い /井上陽水
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つけめんの濃味っちゅうのが麺乃家らしくなくてナカナカでした。
(それなりにオゲフィンに出来てます。)
「らしくなくてナカナカ」というのもアレですよねえ。(^^;
次はそれを食べてみます。