プロ級をご家庭で

 若竹学園というお好み焼きの専門学校......というか教室がある。

 お好み焼き屋の開業を目指す人にお好み焼きの焼き方から経営のノウハウまでを教えてくれる学校で、35万円くらいでフルコースの知識を教えてくれる。

 これが高いかどうかは考え方次第だけども、まぁ道楽ではなくこれで食っていくつもりなんだったらこんなもんなんだろう。

 たまにテレビでも紹介されてるので関西圏内くらいなら知ってる人もいると思う。

 で、その若竹学園が運営している「にっぽんお好み焼き協会」というのがある。

「お好み焼きの普及啓蒙を図ると共に、業界のレベルアップを支援することを目的」としているそうだ。
 この協会の公式サイトでは、「お好み焼きの普及啓蒙」の目的どおり家庭でのお好み焼きの作り方も紹介されている。

おいしく作るレシピ
http://www.okonomiyaki.to/recipe1.html

お好み焼の定番メニューと言えば

「豚玉(ぶたたま)」。

第1回目は、お好み焼の基本とも言える 「豚玉」の おいしい作り方をご紹介します。

ちょっとした工夫で、ご家庭のホットプレートでも 簡単にプロ級のおいしいお好み焼が作れます。

ぜひ、お試しあれ!

 とあり、レシピ・焼き方と、家庭で手軽に作る方法を伝授してくれる。

 そのへんの料理研究家が「私流・お好み焼き」とかいって紹介する、豆腐とか入れちゃう変則お好み焼きもまぁそれはそれでいいけど、とりあえずプロが教える正統派お好み焼きをマスターしてからでしょう。それをあの(^O^)若竹学園が(「協会」を噛ませているとはいえ)教えてくれるなんて嬉しいじゃないか。

 で、読み進む。

生地
・薄力粉 500g ・ベーキングパウダー 15g
・長芋 20~25g ・キャベツ 1kg ・紅しょうが 適量
・天かす 適量 ・昆布だし 700cc ・卵 10個


・豚ロース  10枚 ・ベーキングパウダー 15g

 ふむふむ。

 そしてこのあと、だしの取り方、基本生地の作り方、お好み焼きの焼き方へと続いて教えてくれる。

 非常に丁寧で、とても勉強になる。

 ......。

 ......。

 うむ。

 うむ。

 ......って、いやあんた。

 「ご家庭のホットプレートでも 簡単に」って......。

 それ、何人分やねん!?

 「プロ級のおいしいお好み焼」は作りたいけど、プロ級の量のお好み焼きは作りたくないよ。(^^;

 どれだけ大家族なのかと。(^^;;;;

 こんな↓御時世に。

材料表示4人分を2人分へ NHK「きょうの料理」

 NHKは18日、今春から「きょうの料理」で使う材料の目安の表示を、4人分から2人分に変更すると発表した。1世帯の構成人数が減少していることなどが理由で、変更は44年ぶり。

 「きょうの料理」は1957年11月にスタート。当初は5人分の材料を紹介していたが、核家族化の進行に伴い65年4月に4人分に減らした。

 今回の変更についてNHKは、2005年の国勢調査で世帯当たりの人数が約2・6人になり、今後も減少傾向が続くと想定されることや、番組のテキスト本の読者アンケートで「2人分」への要望が多いことから決めたと説明。さらに、食べ物の廃棄処分が増えている現状で、食べ物を大切にする姿勢も示したいとしている。

 

 話は変わるが、若竹学園といえば......。
 以前「か、勝枝が......。」というエントリで、

「三枝の弟子の三若ってのも、以前、テレビのレポーターやってるところを見てかなり不快になった記憶がある」

 と書いた。このレポートが若竹学園の授業風景のレポートだった。

 若竹学園というのは別に学校法人というわけではなく単なる私設の教室で、ここに学びに来るのは脱サラや事業に一度失敗したりと、多くの場合は「人生の再起」のために来る人たちだ(今なら首切りされた人も多いだろう)。年齢もそこそこ行った人が多く、事情も切迫していたりして必ずしも明るい雰囲気というわけではない。

 このあたりの事情はレポート中のナレーションで軽く察しがついたし、その場にいるなら「生徒」たちの表情からもっとリアルに「読める」はずなんだ。

 三若のレポートはそのあたりにかなり無神経ないじり方で、その生徒たちもイヤがってるだろうと思わせた。真剣に勉強しようとここに来た人にとって、テレビやレポーターなんてのは邪魔者でしかないわけで、さらにそれがこっちの事情はお構いなしに自分の存在感を示すだけのレポートをやりだしたら、そりゃイヤだろう。カメラ向ければ誰でも喜ぶと思ってるのかこいつは?という感じ。
 戸惑っている生徒に、「ノリが悪い」「暗い」などと言いながら1人でガハハハと甲高い笑い声を立てていた。本人なりに盛り上げようと思ってのことだろうけども、そういう根幹のところがわかってないから見てる側は一層不快になっていくという。

 これは5、6年ほど前だったと思う。
 今でも覚えているくらいだから、かなり不快だったんだろう。
 彼もさすがに成長してるだろうけど、もしもあのままだったらあんまりいい落語家にはなってないだろうなあ。

突然食いたくなったものリスト:

  • 串カツ

本日のBGM:
瞳はダイヤモンド /松田聖子



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