えべっさん(ソース編)
昨日に続いて、ソースの話。
えべっさんに行ってきたのよ。西宮戎ではなく、今宮戎ね。
知ってた? 「今宮」って、「今西宮」ってことなんだよ。
新しく勧請した神社を「今」をつけて呼ぶのは京都の「今熊野神社」とか、いろいろあって。
田中角栄の「今太閤」だって、同じことですわな。
それはいいとして。
大阪(西宮でも)ではかなり大きなイベントであるため、数多くの出店があった。
これを結構注意深く見て歩いた。
今回は、ソースに注目してみた。
お好み焼きソースね。
関西には、一説には300種類もの地ソースがある、とかいう話をどこかで読んだような記憶がある(が、どこで読んだかは覚えてない)。まぁこれはウスターなども含めて種類の話だと思う。さすがにメーカーの数ではなかろう。(と、思う)
何といっても関西はお好み焼きの本場だからして、そのお好み焼きは、これだけ多くの地ソース屋さんに支えられているわけだ。
で、この「いかにも関西」というイベントであるえべっさんですよ。
大阪のバスケットボールチームは「エヴェッサ大阪」(うぷぷ)だしね。
そのくらい関西的なんだろうと思う。
だからそんな「典型的関西」のイベントならではの結構面白いソースが見つけられるんじゃないかと。
これまでそういう観点で出店を見て歩いた記憶はなかった。
「しょーばいはーんじょぉでさーさもぉってこいッ!」
という狂乱騒ぎを聞きながら(^O^)、出店を見て歩いた。
で、結論。
何じゃこりゃ~~~~~~~!? (゚Д゚)
ここで売られているお好み焼き/焼きそばに使われてるソースの9割......いや95%くらいまでが、オタフクソースですよ。
O O
\O\
ななななんすかそりわッ!!??
そう。あの、広島のお好み焼きソースですよ。
現在、日本2位の大手ですわいな。
ちなみに1位はブルドッグソースね。
いやそりゃね。
ヘルメスソースを使えとは言わないよ。
生産も間に合わないだろうし、採算も合わないだろう。
でもさ。
どうせ大手を使うなら、せめてイカリソースとかオリバーソースとかくらいにしてくれないか。
「広島風お好み焼き」はいいとして、なんでもかんでもオタフクって、それ、関西人の心意気としてどうなのよ?
そりゃさ、いくら名物だからって、そこで作られたものを使う必要はないんだと思うよ、確かに。仙台のタンはみんな国産かっていったらそうじゃないわけだし。だいたいお好み焼きの小麦は国産ですかってなことにもなるかもしれんけど。
でもなあ。
こっちにもいいのがあるんだったら、敢えて外のを使わなくてもいいのに。
正直、ガッカリだ。
私が見て回った限りでは、ほとんどの店がオタフク(お好み焼き、焼きそば、ウスター)で、他にはイカリ(お好み焼き、焼きそば、ウスター)が数店、ブルドック(中濃)が1軒、カゴメ(ウスター)が1軒、エビスソース1軒、東洋フーズ(業務用食材商社)が1軒。
エビスソースは「地ソース」というべきかどうか悩むところではある(ここも「販売者」であって、どこが製造してるかよくわからん)が、まあ大阪の会社だし、まさに「エビス」だし、いい感じだと思う。でも、圧倒的少数。
この結果には正直、ビックリしている。
こんなにオタフクの勢いが凄いとは。
というか、関西ソースの勢いが弱いとは。
かんばれ関西!

典型的なパターン。オタフクの焼きそばソース。

お好み焼きだけではなく、たこ焼きもオタフクに取られてる。

これが一番悲しい。ウスターまでオタフクに負けるのか。
ちなみに「東京コロッケ」って店だった。

これなんか、見せソース?はオタフクで、実際使うのは後ろにある業務食材商社の安物。

珍しくブルドック中濃ソースがあった。奧の反対向きになってるのはオタフク。

イカリ焼きそばソース。オムそば屋にて。

ほぼ唯一の(イカリ以外の)関西のソース。
いっとくが、関西の人間でも〈エビスソース〉なんて知ってる人いません。(^O^)
突然食いたくなったものリスト:
- イカフライ
本日のBGM:
がんばれ関西 /少年ナイフ
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お気持ち、わかるような気がします。
ソースってのはお好み焼きにとって相当重要なファクターで、だとすればそこに最適化されているはずの地のものを使うべき、みたいに思うんですけどね。
ぼくは神戸っこなので、こどもの頃はソースと云えばイカリでした。
>pooh さん
こんにちは。
そうでしょそうでしょ?
広島の地でオタフクが大勢なのはいいとしても……ねえ。
そういえば他の地域はどうなんでしょうねえ。
関東でも、お好み焼きとか焼きそばって、夜店でたくさんあるんでしょうか。
そうだとしたら、どんなソース使ってるんでしょうね。
勝手な予想としては、やっぱりブルドックよりオタフクの方が多そうな……。
(ブルドックソースって、ブルドッグではなくブルドックなんですよね。(^O^) )
是非一度、ソースに注目して、夜店を歩いてみてください。m(_ _)m
ウチは昨秋から、京都のツバメソースを愛用し始めました
際立った特徴は無いのですが、大手メーカー品と舐め比べると、全く違う事に驚きます (特徴無いのが特徴)
オタフクの占有率が高まったのは、業務用に営業の力入れてるからでしょうか
それとも、昨今の若年層のオール甘口好みからでしょうか
>ぴっけ さん
こんにちは。
ツバメソースは「とんかつ」と「オリ」を使ったことがあります。確かに「特徴無いのが特徴」という感じですね。(^O^)
甘口のソースは関西にもそこそこありますし(それこそイカリソースにも「うまくち」という甘口が存在しますし)、かといってオタフクが他社を圧倒するような営業力を持っていることも考えづらいようにも思えますし……。
結局は単なる「ネームバリュー」なのかな、という味も素っ気もない結論に落ち着くのかな、と思っています。それも関東目線の。
関西以外で「お好み焼きソース」といえば、一番有名なのはオタフクなんだろうなあと思うんですが、どうでしょう。
夜店といえば、本エントリの写真のように、使っているソースを自慢げに?見せるのが特徴で、これにそういう有名なソースを使ってると誇るのは、わかる気がするんです。
ただ、これだと関西の夜店がどうして「関東目線」の価値観でソースを決めているのかの説明にはなりづらいんですけど……。
というか、関西でも大多数の人はさほどソースに思い入れはないってことなんでしょかね。
ポン酢だったらあれだけたくさんの人が得意げに「ポン酢は旭ポン酢やで♪」って言うのになあ。